海岸地域や河川でも被害が拡大?アライグマの生息問題について

 
神奈川県や千葉県に茨城などの海沿いの地域や、東京奥多摩や河川の多い埼玉県では、近年アライグマの生息による被害が問題視されています。今回は、海岸地域や河川でも被害が拡大?アライグマの生息問題についてお伝えします。
 

海岸地域や河川でも被害を拡大するアライグマ

 
海外から輸入され個体数が増えていったアライグマは、首都圏でもその被害を拡大しています。アライグマの生息域としては、海岸地域や河川流域などに巣作りしていることが多い状況でもあります。
 
一般的には、河川や海岸沿いであれば、棲み付いてもたいした問題にはならないだろうと考える方は少なくはありません。しかし、そのような場所に棲み付いたアライグマを放置すれば、在来種の魚や動物などを捕食し、生態系を破壊する恐れがあります。
 
また、個体数が増えていけば、いずれ人間の住む住宅地などにも被害を拡大し、噛み付かれたり引っ掻かれたりするトラブルであったり、家屋に棲み付かれるなどの被害が拡大する可能性が高いです。
 
そのため、放置し生息域を拡大させること自体が、問題になりつつあります。
 

アライグマの駆除について

 

 
アライグマは気性の荒い性格の害獣ですので、海岸地域や河川で見かけた場合には近づかないことが大事ですし、見つけた場合には自治体や役所へ報告して対処してもらうのが一番良いです。
 
一方で、家屋に棲み付かれてしまった場合には、ご自分で対処するかプロの駆除専門業者へ依頼して処理してもらう必要性があります。
ご自分で対処する場合には、役所や自治体への申請が必要となり、箱わななどを利用して捕獲する場合には、狩猟免許の取得が必要となります。
 
駆除専門業者へ依頼する場合には、駆除・捕獲作業から棲み付いた環境の清掃に消毒作業、侵入経路を塞ぐ作業まで依頼でき、負担なく安全で安心できる環境を取り戻すのも容易いので、一般の方は、専門業者へ依頼することをオススメします。
 

まとめ

 
アライグマは、首都圏の河川や海岸沿いなどでも目撃されている害獣です。
外来種でもあることから、発見したら駆除していかなければ、生態系を著しく変えてしまう恐れのある動物となります。
ご自身の住む敷地外で見つけた際には、役所や自治体へご報告をし、対処してもらうことが大切です。そして、家屋に棲み付かれてしまった場合には、プロの専門業者へ依頼して早期対処して行くことが重要となります。