穴掘り得意?アライグマが床下に棲み付いて駆除が必要な理由

 
手先が器用なアライグマは、食べ物を器用に持って食べるシーンなどを目にしたことのある方は多いと思います。そのため、家屋の床下に忍び込み巣床にするため、穴掘りも得意と考えられています。今回は、穴掘り得意?アライグマが床下に棲み付いて駆除が必要な理由についてお伝えします。
 

床下に棲み付いたアライグマは穴掘りが得意?

 
アライグマは見た目が愛らしい一方で、非常に器用で賢く、握力や腕力が強い動物です。
近年では、都市部にも棲み付き問題とされています。
 
アライグマが棲み付く場所は、屋根裏や床下といった場所から発見されることが多い状況です。そもそも、アライグマは、手先が器用でバランス感覚の高い運動神経抜群の動物ですので、屋根裏などの高所に巣作りすることが可能です。
 
また、アライグマは気性が荒いため、床下に巣付くっていた動物を追い出して、自分の巣床とします。アライグマ自体は、穴掘りが苦手で、家屋の床下に侵入経路となる穴が空いている場合は、モグラやアナグマなどの動物が掘っていた可能性が高いです。
 

床下に棲み付かせることの危険性!

 

 
アライグマは、手先が器用ということもあり、家屋の部材などを齧って巣作りすることがあります。そういったことをされてしまうと、家屋に致命的なダメージを与え、修繕が必要となるケースも少なくありませんし、老朽化を早める恐れがあります。
 
また、アライグマは糞尿で自分の縄張りをマーキングする習性があるため、放置すれば不快な臭いが漂うことにもなります。そして、排泄物や食べ残しは、ハエやゴキブリなどの害虫を呼び寄せ、さらなる衛生問題を引き起こします。その他にもアライグマ自体にノミやダニが寄生していることが多く、これらの害虫が家に侵入することになれば、住人に被害を及ぼすこともあります。このような問題に発展するのを未然に防ぐには、家屋への侵入経路をしっかりと閉ざす事が重要です。
 
また、アナグマなどが穴を掘っているのであれば、それらの動物の駆除だけでなく、穴を閉ざして他の動物に再利用されないようにしましょう。
 
そして、既に棲み付かれてしまった場合には、燻煙剤などを使用して追い出すといった作業をご自分で行うか、不安な方は、プロの駆除業者へ調査してもらい、早期駆除することをおすすめします。
 

まとめ

 
近年、アライグマが生息域を広げ、家屋に棲み付く被害が増えている状況です。
屋根裏などの高所だけでなく、床下にも棲み付き問題を引き起こしますので、アライグマの姿を見かけたり、屋内に獣臭などの異臭がする場合は、被害に遭われている可能性があります。放置すれば、健康被害や家屋の破損などのトラブルに発展する恐れがありますので、プロに調査依頼して早期駆除していきましょう。