自分でやってみる!ハクビシンを追い出すや寄せ付けない対策

 
近年ハクビシンが家屋に棲み付くといった問題が都心部でも増えており、どのように対処するべきか悩まれる方も少なくはありません。今回は、自分でやってみる!ハクビシンを追い出すや寄せ付けない対策についてお伝えします。
 

ハクビシンを追い出すや寄せ付けない対策

 
ハクビシンが家屋に棲み付くことで、健康被害や家屋の老朽化などのトラブルを引き起こすこともあり、ハクビシンが棲み付かないような対策を講じることは非常に重要です。
 
まずハクビシンを寄せ付けないための事前対策になりますが、ハクビシンが苦手とする臭いの忌避剤を散布したり、侵入経路を閉ざすために、屋根裏へつながる通気口や外壁が脆くなった場所などの狭い隙間を縫って入り込むため、パンチメタルなどで侵入経路を塞いだり、破損した壁などは修繕工事を依頼して対処しましょう。
 
そして、ハクビシンが棲み付いてしまった場合には、燻煙剤や大きな音を発生させる爆竹であったり、ハクビシンを捕食するオオカミなどの鳴き声をスマートフォンやスピーカーから流し、追い出すといった方法が自分でも行える駆除方法となります。
 
これらの作業は、ご自分や業者に依頼して行える対策となります。
ただし、これらの作業をしたからといって、完全にハクビシンの被害から家屋を守れるわけではないので注意しなければなりません。
 

棲み付いて追い出せないハクビシン

 

 
ハクビシンが家屋に棲み付き、巣作りした場合に、必ずしも燻煙剤などの薬剤が効果的に届くとは限りません。場合によっては、全く効果を与えることが出来ずに、追い出すことが出来ないケースがあります。
 
また、寄り付かせないための忌避剤も、適応能力の高いハクビシンには、効果が一時的となり、慣れてしまうと忌避効果が与えられなくなります。そのため、必ずしもハクビシンを追い出したり、近付けさせないという訳ではありません。
 
本格的にハクビシンからの被害を食い止めたいと考えた場合には、捕獲・駆除の作業が必要となってきます。ただし、ハクビシンは鳥獣保護管理法によって守られている動物ですので、作業するには、自治体や役所での申請手続きを行わなければなりませんし、箱罠などで捕まえるには、狩猟免許の取得が必要となるなどハードルが高い作業となります。
 
そこで、ハクビシンを完全駆除する場合には、プロの駆除業者に依頼して対処することをおすすめします。プロに依頼することで、捕獲・駆除の作業から、家屋の消毒に清掃、侵入経路を塞ぐまでの対応をしてもらえますので、再侵入の心配もなくなります。
安全に対処したいと考える方は、プロの駆除業者へ相談してみましょう。
 

まとめ

 
ハクビシンは都心部などにも棲み付く野生動物となり、家屋にも侵入し棲み付く厄介な害獣です。そのため、棲み付かれないための対策であったり、棲み付かれた場合の退治は迅速に行わなければなりません。忌避剤や燻煙剤に、音など侵入経路を塞いで対尾することは個人でもできますが、必ずしもそれらの作業だけで家屋に棲み付かれないようにできるという訳でもありません。ですので、棲み付かれてしまった場合には、プロの力を借りてでも早期駆除して行くことが大切になります。