自分で行うネズミ駆除が失敗しやすく再発しやすいと言われる理由

 
専門の駆除業者に依頼すると費用が高くつくため、自分で駆除しようと考える人も少なくありません。自力駆除において、ネズミがいなくならない。また家に現れたというケースが多くなります。今回は、自分で行うネズミ駆除が失敗しやすく再発しやすいと言われる理由についてお伝えします。
 

自分での駆除が失敗しやすい理由

 
自分で駆除に挑戦する場合に、なかなかネズミが毒エサに食いついてくれない。罠に引っ掛かってくれない。といった状態に陥り、ネズミ被害が広がってしまうケースが多くなります。
 
駆除業者と同じような駆除アイテムを使用しているのになぜ?と思われる方も多いでしょうが、駆除を専門とする業者との違いは、知識と経験の多さになります。
 
ネズミを追い出したり、殺傷したりするためのオススメのアイテムや、効果的な使用方法についてネットでも情報を拾うことができますが、ネズミも生き物。
捕まらないように一生懸命であり、イレギュラーも起こるため、ネットの情報に頼っても簡単につかまらないことも多々あるのです。
 

再度被害が出てしまうのはなぜ?

 

 
自力駆除でネズミを排除できても、再度被害が出てしまうというのは珍しい話ではありません。
 
被害が落ち着いたり、毒エサや粘着シートを用いてネズミの死骸を目の当たりにすることで、ネズミを完全に排除できたと思い込んでしまう人も多いのですが、ネズミの被害が見えていなかったり、痕跡を発見できていないだけで潜んでいることもあります。
ネズミが完全駆除できていなければ、繁殖力の高いネズミは瞬く間に増え、再度被害を受けることになるのです。
 
また、駆除するだけでは、ネズミによる脅威を完全になくすことはできません。
ネズミは帰巣本能があるため、超音波や忌避剤といった駆除グッズで追い出しに成功しても、状況が落ち着けば戻ってくる可能性があります。
そのため、侵入経路となっている小さな穴は塞ぐことが大切です。
 
ただし、また新たな侵入口を見つけ出し入り込む恐れもあるため、臭いの染み付いている巣の清掃・消毒まで終わらせておくことと、食料となり得るものが散乱していたり、巣材となるものが乱雑に置かれているなどのネズミが好む環境の場合には、改善しておくことも再発防止には欠かせないポイントになります。
 

まとめ

 
自分で駆除作業を行えば費用を抑えることができますが、完全駆除が成功しないケースが目立ちます。駆除グッズは薬局やホームセンターでも購入できるため、すぐに対処することは可能ですが、ネズミとの格闘が長引いてしまったり、再度侵入されてしまった場合には、駆除業者に相談することも検討してみましょう。