蜂は、帰巣本能を持っているため、自分で駆除作業を行った際に、女王バチを駆除できていなかった場合など、巣を残したままだと、蜂が戻ってくる可能性があります。今回は、自分で駆除した時に取り逃すと再被害を受ける!戻り蜂に注意についてお伝えします。
戻り蜂に注意!
蜂の巣に棲む働き蜂などは、遠くまで餌を取りに飛んでいきます。
そして、ちゃんと自分たちの巣にまで戻ってくるのです。
この蜂の帰巣本能があるからこそ、駆除も非常に大変なのです。
例えば、蜂の巣が小さい段階で、駆除を行ったとして、女王バチを駆除出来ていなかった場合には、ほとぼりが冷めた頃に、また戻ってきて蜂の巣を大きくすることがあります。
また、キイロスズメバチなどの蜂は、繁殖が進んで巣が狭くなると、別の場所に新たな巣を作り、引越しをします。
その新たな巣を作っている最中に駆除した場合には、新しい巣を別に作るため、被害を無くすことが出来ません。そのため、引越し中の蜂であれば、新しい巣と古い巣の両方を一遍に駆除して、帰る巣を無くさなければなりません。
自分で駆除した時に取り逃すと再被害を受ける!
蜂の巣の駆除は、巣が大きくなっていない状況であれば、ネットショップやドラックストアで販売されているアイテムで蜂を追い払い、巣から離れている間に巣を取り除くことは可能です。
そして、その巣があった場所に蜂の嫌いな臭いを塗布することで、戻り蜂の被害を食い止めることができます。
しかし、蜂の巣がまだ小さいからといって、防護服などなしに駆除作業をすると、蜂に攻撃される恐れもありますので、気を付けなければなりません。もちろん、蜂の巣が大きくなっている状況となれば、さらに攻撃的で活発に活動しているため、非常に危険な状況ですので、プロの駆除業者へ依頼して一刻も早く蜂の巣を取り除いてもらう事をおすすめします。
蜂の巣の駆除は危険性を伴う作業ですので、小さな巣でも危険性を感じた方は、怖いから放置するのではなく、早急に駆除しなければなりません。放置すればするほど、蜂の数も増え、刺されるなどの被害にあう可能性も高まります。
まとめ
蜂に棲み付かれたくないと考える方は多いのですが、蜂の巣を取り除いても、蜂の巣から外出している多くの蜂を取り逃がすことがあれば、戻り蜂によって、再度巣を作られてしまう可能性も考えられます。従って、自分自身で駆除する際には、戻り蜂によって巣作りされないような対策を講じることが重要です。
また、駆除することに自信がない方は、プロの駆除業者へ相談して、早急に駆除してもらう事をおすすめします。