自分で駆除するリスク。ネズミ被害が再発するのはなぜ?

 
粘着シートや毒エサといった駆除アイテムはネットや薬局などで購入できるため、自分でも手軽に駆除作業を行うことは可能です。ですが、ネズミの再被害に悩まれてしまう人も少なくありません。今回は、自分で駆除するリスク。ネズミ被害が再発するのはなぜ?についてお伝えします。
 

自力駆除失敗あるある

 
知識と経験の豊富さが違う駆除を専門とする業者に依頼することで、効率よく完全駆除を目指すことが出来ると思っていても、騙されるのが恐い。安い金額で済ませたい。といった理由から自力駆除を選択する人も少なくありません。
ネズミ駆除用の専門アイテムは近場の薬局やホームセンターで購入することもできますし、必ずしも店舗に赴く必要がなくネットショッピングで買うこともできるため、誰でも手軽に取り組むことが出来ます。
 
ですが、駆除グッズを効果的に使えずネズミを捕らえることが出来なかったり、排除できたと安堵したのも束の間、再度ネズミに棲み付かれてしまい頭を抱えてしまう人も少なくはないのです。
 

ネズミ被害が再発する理由

 

 
ネズミ被害が再発する理由はいくつかあります。知っておくことで再発防止を視野に入れた駆除作業が行えるようになります。
 
・強い繁殖力
クマネズミ、ハツカネズミ、ドブネズミとイエネズミの種類によって多少の誤差はありますが、ネズミは一度の出産で子供を6~7匹こどもを産みます。そのため、1匹でも取り逃がしてしまうと、瞬く間に前と同じ状態に戻ってしまうのです。
数匹罠で捕らえることができ、目に見える被害が収まることで完全駆除に成功したと勘違いしてしまう人も少なくありません。ですが、ネズミは人間を避けながら行動するため、安易に完全駆除できたと思い込んでしまうのは危険です。
 
・帰巣本能
ネズミは帰巣本能があるため、超音波や忌避剤といった追い出しグッズで家から排除しても戻ってくる可能性があります。そのため、巣の清掃や消毒を行い、ネズミの臭いを残さないことも大切なのですが、侵入口となっていた場所を封鎖することも忘れてはいけません。
 
・棲み付かれないための基本的な対策
ネズミは住み心地が良いと判断した家屋に侵入します。そのため、簡単にエサや巣材となり得るものが手に入らない環境を作り、ネズミを寄せ付けないための基本対策は忘れてはいけません。一度侵入口となった箇所を塞いでも、わずかな隙間があれば侵入してくることもあるため、狙われない環境づくりは行っておきましょう。
 

まとめ

 
ネズミ被害が再発してしまう理由は一つだけではありません。原因を知ることで再発防止につながる対策を行うことはできますが、繰り返し被害が出てしまい手に負えないといったり、侵入口が見つからない。巣の場所が高所で対処が難しいといった場合には専門業者に依頼するようにしましょう。