駆除業者などに依頼すれば費用が掛かるため、自分でなんとか害獣を駆除したいと考える方は結構多いと思います。そして、その手助けをしてくれる忌避剤などの商品。今回は、自分で駆除!コウモリなどの害獣に効果のある忌避剤とは?についてお伝えします。
コウモリなどの害獣に効果のある忌避剤
コウモリ駆除において忌避剤は一つの方法として検討されますが、その効果は限定的であり、他の方法と組み合わせて使用することが一般的です。以下は、コウモリ駆除に使用されることのある忌避剤となります。ドラッグストアやAmazonに楽天でも購入が可能となっています。
【化学的忌避剤】
化学物質を使用した忌避剤は、煙やスプレーなどを使用して、特定の臭いや味を散布することによってコウモリに不快感を与え、住処から追い出す効果があります。ただし、これらの化学物質は環境に悪影響を及ぼす可能性があるため、使用する際は注意が必要です。また、コウモリが慣れてしまい効果が薄れることもあります。
【音波忌避剤】
高周波音波を発生させる装置によってコウモリを追い払おうとする道具です。
音波忌避剤の効果は限定的で、一部のコウモリには効果がないことがあります。また、音波が人間やペットにも影響を及ぼすことがあるため、慎重に使用する必要があります。
【視覚的忌避剤】
動きに反応するフラッシュライトなど、視覚的な刺激を使用して、コウモリを追い払おうとする方法です。これらは一時的な解決策であり、効果は限定的になります。
【臭気的忌避剤】
コウモリはハッカなどの刺激の強い臭いを苦手とするため、コウモリの侵入経路などにハッカ等の臭いの強い物質を塗り、寄り付かせない様にする方法です。臭いが弱まれば戻ってくる可能性があるので、塗り直す作業が必要です。
忌避剤は、一時的な駆除策として使用されることがありますが、コウモリが安全に別の場所に遷移できるようにするために、他の駆除方法と組み合わせて使用されることが一般的です。
忌避した後の作業が大事
忌避剤を使用してコウモリを追い出すことに成功した場合、次にやらなければならないのが、清掃と消毒、そして侵入経路を閉ざす作業です。
住処としていた場所は汚れていますので、元の綺麗な環境にしなければ、健康被害や家屋の寿命が短くなるなどの問題は解決されていません。ですので、コウモリが居なくなったことを確認したら、清掃して消毒作業を行い、被害が拡大しない様にしましょう。
そして、二度と侵入されないように侵入経路をパンチメタルなどを使用して、入られない様な対策を講じることが大切です。
まとめ
コウモリに棲み付かれてしまった場合に、忌避剤などを活用することで追い出すことに成功することもありますが、一時的な効果として捉えておきましょう。追い出した後の作業が非常に重要ですので、居なくなって安心しないことが重要です。