自分の生活圏内で蜂の巣を見かけたら放置せず、大きくなる前に駆除するのがおすすめです。
ですが、一体蜂の巣はどのくらい大きくなるものなのでしょうか?
また、大きくなると危険度も増すのでしょうか?
今回は、蜂の巣の成長サイクルについて詳しく解説していきます。
蜂の巣はどれくらい大きくなる?
蜂の巣は、大体春先から作られ始めます。
作るのは、冬眠から目が覚めた女王蜂。この時の女王蜂は攻撃的ではないため、駆除する場合はベストタイミングです。
その後、初夏になると蜂の巣は一気に成長し、徐々にふ化した蜂たちが巣作りを行うようになります。
この時の蜂の巣の大きさは、大体10~15㎝です。
時は流れ、7月~9月になると、蜂の巣はひと月でなんと30㎝ほどにまで成長します。
大きい蜂の巣になると、大体90㎝になるものもあります。
この頃になると、巣にいる蜂の数も増え、女王蜂は産卵に専念している時期。
蜂の数が多いので、むやみに近づかないよう注意しましょう。
その後、9月~10月にかけて蜂の活動は緩やかになり、11月~3月にかけて女王蜂が冬眠します。
この時、蜂の巣の中は空の状態なので、駆除も簡単に行うことができます。
蜂の巣が大きくなると危険度は増す?
蜂の巣が大きくなるということは、巣の中にいる蜂の数も増えているということ。
そのため、巣の近くで蜂を刺激するようなことをすると、より攻撃される危険性が高くなります。
また、蜂は巣が大きくなると集合体を守るためにより攻撃的になる傾向があります。
大きい蜂の巣には多くの幼虫や女王蜂がいるため、蜂は集合体を守るためにより積極的かつ攻撃的になるのです。
さらに大きな巣はすぐに気づくほど目立ちますし、他の動物にとっても気付きやすくなります。
大きい分、偶然接触してしまったり、子どもが触ったりすると蜂に攻撃される可能性もあるので、注意が必要です。
蜂の巣は適切に駆除すれば危険性を取り除くことができます。
家の家族はもちろん、周辺住民たちの安全も守ることができるので、蜂の巣に不安を抱えている方は、ぜひ「蜂の救急隊」をご利用ください。
まとめ
蜂の巣は春先から作られはじめ、真夏である8月にピークを迎えます。
それから冬にかけて蜂の活動量は減りますが、夏場はかなり活発に活動するので、見かけた際は注意が必要。
蜂の巣を見かけた時は、安全のためにもなるべく早めに駆除をご検討ください。