夏場に巣が大きく成長することになるため、早めに駆除しなければならないのですが、いつ刺されるか不安を感じる方も多いと思います。今回は、蜂の巣を駆除する際に注意しなければならないポイントとは？についてお伝えします。
 

蜂に刺されないのが大事

 
軒下などに蜂が巣を作れば、いつ刺されるか分からず恐ろしい思いをする方は多いと思います。そして、巣が大きくなる前に駆除しておきたいところなのですが、気が付いた時には既に巣が形作っていると、なかには働き蜂も沢山いて、下手に手を出せば刺される可能性がある状態です。
 
蜂の巣も4～5月の巣作りを始めたばかりの季節であれば、スズメバチなどのも女王バチが新たな巣を作ろうとしているので、巣には働き蜂もおらず、駆除しやすい状況ではありますが、絶対に刺されないとは言えません。
 
巣を壊す外敵と感じれば、威嚇行動してきますし、スズメバチなどの攻撃性の高い蜂であると、襲われる可能性も高いので、駆除するにしても注意しなければならないのです。
 

蜂の巣を駆除する際に気を付けるポイント

 

 
蜂の巣を駆除する際には、安全性と効果を確保するためにいくつかのポイントに気を付ける必要があります。蜂は攻撃的な場合があり、誤った駆除方法は危険を伴います。以下は蜂の巣を駆除する際に注意すべきポイントです。
 
【安全装備の着用】
長袖・長ズボン、手袋、帽子、サングラスなどの防護具を着用し、顔や手足の露出を最小限に抑えます。また、蜂に刺された場合に備えてスティングレリーフキットを用意しておくと良いでしょう。
 
【巣の位置を確認】
蜂の巣がどこにあるかを正確に確認し、駆除計画を立てます。人の近くにある場合は、その人々に注意喚起しておくことが重要です。
 
【正しい駆除時期の選定】
蜂は巣の中に幼虫がいるときに攻撃的になることが多いため、巣に近づくのは早朝または夜間が良いとされています。蜂の行動時間外に作業をしなければなりません。
 
【専門家に相談する】
蜂の巣が高い位置にある場合や、特に大きな巣の場合、または自信がない場合は、専門の害虫駆除業者に依頼することを検討してください。彼らは適切な装備と経験を持っており、安全に駆除を行えます。
 
【適切な駆除方法の選定】
どの駆除方法を選ぶかについて、状況や巣の種類を考慮することが重要です。一般的な方法には巣の凍結、殺虫剤の使用、巣の封鎖、燻煙などがありますが、状況によって最適な方法を選ぶべきです。
 
【周囲の人々への注意喚起】
駆除を行う場所の周囲の人々に対して、作業を行うことや巣が存在することを通知し、注意を促すことが大切です。
 

まとめ

 
自分で蜂の巣を駆除するとなれば、蜂の生態を理解することも重要ですし、季節や時間帯も考えて作業を行わなければ、蜂に刺されるリスクが高まります。
刺されてしまうとアナフィラキシーショックにより、重篤な患者となる可能性もありますので、ご自分で作業を行う場合には、しっかりと正し手順や準備を整えて作業を行いましょう。