蜂の巣が家屋などに作られていて、自身で駆除したり、専門業者に依頼して駆除してもらった後に、蜂の死骸の駆除も行わなければなりません。しかし、その死骸の駆除も注意が必要なのです。今回は、蜂の巣駆除後も危険?死骸の掃除も注意しなければならない理由についてお伝えします。
死骸の掃除も注意しなければならない理由
蜂の死骸を見分ける際には、いくつかの特徴を観察することが役立ちます。以下は、蜂の死骸を他の昆虫と見分けるためのポイントです。
1.体の形状
蜂は一般的には細長い体を持ち、他の昆虫と比較しても胴体と腹部の区別がはっきりしています。死骸が崩れていない場合、蜂の特有の形状が観察できます。
2.羽の有無
蜂は通常、2組の羽を持っています。死骸が崩れていなければ、羽が残っていることがあります。ただし、外部要因や時間の経過により羽が欠落していることも考えられます。
3.体の模様
蜂の体には種によって異なる模様があります。模様や色合いを観察することで、特定の蜂の種類に関する手がかりを得ることができます。
4.刺針の有無
蜂の死骸には、刺針が残っている可能性があるため注意深く扱う必要があります。
5.色
蜂の種によって色は異なります。一般的には、黄色や黒、赤などが見られます。色の特定は、蜂の正確な種を特定するのに役立ちます。
蜂の死骸を見分けることは、これらの特徴を組み合わせて考えることが重要です。ただし、蜂は刺される危険があるため、注意が必要です。無理に触らず、特にアレルギーがある場合は安全な距離を保ちましょう。
戻り蜂にも注意しよう!
蜂の巣を駆除する時に、蜂の巣からエサ取りのために、巣を離れている働き蜂が完全に巣に戻っているとは限りません。
そうなると、巣がないことでパニック状態にある蜂が攻撃してくる恐れもあります。
巣を駆除した時点で終わりではありません。また、戻り蜂は3~4日程度は巣を探し回るので、その期間中は巣のあった場所には足を運ばない様にしましょう。
まとめ
近年、スズメバチなど多くの蜂が人間の住む家屋周辺に巣作りすることが増えています。
また、その影響から刺される方も少なくはありません。巣の発見が早ければ、再三の注意を払って取り組めば、一般の方でも駆除は可能です。しかし、大きな巣になるほど危険性は増します。また、その駆除後にも危険がありますので、不安な方はプロの駆除業者へ依頼して対処してもらう事をおすすめします。