蜂の巣を駆除する時は、ベストな時間帯を狙って行うことが重要です。
なぜなら、時間帯によっては蜂が巣から出ていて、駆除した後に戻ってくる「戻り蜂」という現象が起こる可能性があるからです。
本記事では、蜂を駆除するベストな時間帯を詳しくご紹介していきます。
 

蜂を駆除するのは「日没後」がベスト

 
蜂の駆除に最適な時間帯は、日没から2～3時間だといわれています。
その理由は、この時間帯になると蜂が巣に戻ってくるから。
 
スズメバチやアシナガバチなど、住宅街に生息している蜂は昼行性で日没後になると活動を終えて巣に戻ってきます。
 
つまり、このタイミングで対処すれば、蜂や巣をまとめて駆除することができるのです。
 
また、日没後に行うメリットは他にもあります。
それは、蜂の動きが似中と比べて鈍くなること。
 
蜂の駆除で最も危険なのは、刺されてしまうことですが、蜂の動きが鈍い夜間ならこのリスクをかなり抑えることができます。
 

夜間に活動する蜂に注意！

 
日中に活動する蜂の駆除は夜間に行うと襲われるリスクを最小限にすることができます。
ですが、その一方でスズメバチの一種である「モンスズメバチ」という蜂は、夜21時ごろまで夜間でも日中と同じくらい活動するため注意が必要です。
 
このモンスズメバチは里山に生息することが多いため、住宅街に巣を作ることはあまりありませんが、仮に家や周辺に巣ができた場合、刺激を加えると攻撃される恐れがあるため注意が必要です。
 

蜂の駆除はプロの業者に依頼するのがおすすめ

 

 
ご紹介したように、蜂の駆除は日中行うよりも夜間に行った方が、比較的襲われる危険性は低いといえます。とはいえ、蜂の巣に刺激を加える以上、危険性は高くなるため、自力で行うのはおすすめしません。
 
蜂の巣が家にある場合は、プロの業者に依頼して駆除をしてもらうことで、家族はもちろん、近隣の方にとっても安全に対処できます。
 
また、蜂の生態を知り尽くしているプロなら、その後蜂の巣が再びできないよう対処することもできるので、蜂の巣でお困りの方は、プロの業者への相談をご検討ください。
 

まとめ

 
蜂の多くは昼行性で、日中に活動することがほとんどです。そのため、蜂の駆除をするなら動きが鈍くなる日没後がベスト。
 
ですが、蜂の中には21時ごろまで活発に活動しているタイプもいるため、生態がわかっていない段階でむやみに自力で対処するのは大変危険です。家に巣がある方は、安全のためにも、まずはプロの業者に駆除を相談してみてください。