行動パターンを把握することでイタチの忌避や駆除も簡単に?

 
野生の動物にはテリトリーや行動パターンというものがあり、大抵の行動する時間帯であったり巣で眠る時間は決まっている傾向があります。駆除するには、その行動パターンを把握することも大事なのです。今回は、行動パターンを把握することでイタチの忌避や駆除も簡単に?についてお伝えします。
 

イタチの行動パターン

 
イタチは一般的に夜行性であり、夜間に活動します。
これは狩りをするためや外敵から身を守れる可能性を高めるため、日中よりも活動しやすい夜間を好みます。しかし、必ずしも夜間にだけ活発に活動するわけではないので注意しましょう。
 
また、イタチは縄張り意識が強いため、他の動物などがテリトリーに入ることを嫌がります。そして、イタチは群れで活動する訳ではなく、狩りをする際や自分のテリトリーを巡回する際には、単独で行動することが一般的です。
 
このように、イタチは自身のマーキングしたテリトリーで活動するため、行動パターンを把握することは案外容易いので、家屋に棲み付いたイタチを駆除する際には、巣にいる時間帯であれば捕獲作業を行い、巣から離れている時間帯であれば、侵入経路を塞ぎ巣に戻れない様にするなどの対策を講じることが出来ます。
 

季節によっても行動パターンは変化する

 

 
イタチに限らず動物は季節によっても行動パターンは変化していきます。
春は、繁殖期のため、交尾できるイタチを探したり、栄養をつけるため狩りや食料を探すために活発に活動します。
夏は、日中の暑さにより、活動は夜間が主体となり、餌も豊富なためテリトリーを広げる傾向にあります。
秋は、寒さが強まっていく為、餌を捕獲して巣に蓄えるなど、冬場を凌げるための準備を行います。巣も寒さを凌げるようにするために、屋根裏の断熱材などを剥ぎ取り巣作りに使ったりします。
冬になると、寒いため活動範囲・活動時間が短くなります。夜間は寒さが一層強まるため、活動は日中の暖かい時間に餌を探したりします。
 
このように、季節によっても行動パターンにも変化していきますので、棲み付かれた時には、どのような行動をするのか把握して適した駆除作業を行わなければなりません。
 

まとめ

 
近年、都心部などにまで被害を広げているイタチにも行動パターンがあるため、駆除や忌避する場合には、害獣の行動について知っておく必要性があります。
ただし、駆除するとなれば、自治体や役所にて手続きを行わなければなりませんし、捕獲機を使った駆除作業を行うとなれば、狩猟免許の取得が必要となり、かなり手間ですので、完全駆除を検討している方は、プロの駆除業者へ相談することをおすすめします。