足音で気が付く?都心でハクビシンが屋根裏で生活できる理由

 
新宿や渋谷などでも目撃情報のあるハクビシンですが、東京や大阪などの都心や繁華街で生活ができる理由を知らないという方も多いことでしょう。今回は、足音で気が付く?都心でハクビシンが屋根裏で生活できる理由についてお伝えします。
 

なぜ屋根裏で生活できる?

 
東京や大阪の様に人口が密集している繁華街などでも害獣を目撃するケースは多いです。ネズミやゴキブリといった一般的な生物だけでなく、ハクビシンやイタチといった動物園などでしか、お目にかからない様な動物も近年では生息しています。
 
また、これらの動物の根城となるのが、公園や植物園に工場といった身を隠せる場所の多いスポットだけでなく、家屋の屋根裏であったり床下に住処を作るケースも増えています。
 
しかし、なぜハクビシンなどが都心部の屋根裏などで生活をしているのか不思議に思う方も多いかもしれませんが、都心部には外敵が人間しかおらず、その人間も威嚇すればまず手を出してくる心配もないため、注意深く行動すれば、危険性が低い環境なのです。
 
また、エサもゴミなどを漁れば豊富なため、自然界で生活するよりも非常に快適に過ごせるのだと考えられています。従って、自然の生活よりも、人間のテリトリーに入り込み生活した方が、安全なのです。
 

足音で害獣に気が付ける?

 

 
都心部や繁華街に生息する害獣は、家屋の周りが閑静な住宅街でない限り、車やバイクの音や町の人々の音があるため、さほど人に見つかるようなことも少ないのです。
これは、家屋の天井裏などでも同様な事が言えます。人口が密集している分、些細な物音であったり、多少の音は雑音として捉えられてしまうため、臭いなどの痕跡が残らない限り、発見が遅れる傾向にあります。
 
音で異変に気が付く場合は、害獣が子供を産んで鳴き声などが頻繁に聞こえたり、複数匹が走り回るなどの音がしない限り音で気が付くのは難しいと言えます。また、夜行性の動物が多いことから、睡眠中に多少の物音には反応しないという方も多いので、害獣を見つける頃には、かなり個体数が増えているなどの劣悪な環境になっているのです。
 
そのため、害獣が棲み付いている痕跡を見つけた段階で、早急にプロの駆除業者へ依頼することをおすすめします。駆除が遅れれば遅れるほど、家屋内が不衛生になり、感染症などの病気をもらう可能性もありますので、プロへ相談しましょう。
 

まとめ

 
ハクビシンなどの害獣は近年都心部でも問題になっています。棲み付かれることで、健康被害を受けるや家屋の寿命が縮まるといったデメリットが生じるため、早期解決を目指すためにもプロへ依頼して捕獲駆除してもらうことが重要です。