家屋に侵入するアライグマは、通気口などの隙間を利用して屋根裏などに巣作りするケースが多いです。そういった状況を回避する場合には、どうしたら良いのか?と悩む方も多いことでしょう。今回は、通気口から侵入するアライグマを食い止めるにはどうするべき?についてお伝えします。
アライグマの侵入を食い止める!
アライグマが近年、家屋に棲み付くトラブルが増えているため、気を付けなければなりません。仮に、家屋に棲み付かれてしまうと、健康被害を受けたり、家屋の老朽化などの問題に発展するため、デメリットでしかないのです。
棲み付かれれば、駆除作業や追い出す作業は簡単ではありませんし、攻撃的なアライグマが反撃してきて、噛み付かれたり引っ掻かれたりすれば大事です。
ですので、忌避対策も非常に重要となります。忌避剤などを散布するという方は多いのですが、実際には、忌避剤だけでアライグマの侵入を食い止めるのは難しいのです。
アライグマは、適応能力が高いため、忌避剤の臭いに慣れてしまうと効果が全くない状況なので、通気口などの侵入経路を見つければ、そこから侵入し巣床としてしまいます。
通気口から侵入するアライグマを食い止めるにはどうするべき?
アライグマが家屋に侵入する際に、通気口を利用することがあります。
通気口周りというのは、人の目には動物の通り道になるとは感じないような感覚なのですが、アライグマにとっては、入口が狭く外敵の侵入を許さない安全な通り道となります。
そのため、侵入を許さない様にするには、この侵入経路を塞ぐ必要性があります。
この時、ネットなどの噛みちぎられてしまうようなタイプの物で、施工しても効果はないので、パンチングメタルの様な鉄製の噛みちぎれない商品を使う事をおすすめします。
また、侵入経路となる様な場所が分からないという場合には、プロの駆除業者へ相談し施工作業を依頼するなど、忌避対策を講じても良いでしょう。
一度棲み付かれてしまうと、追い出しても帰巣本能により、舞い戻ってくる事もありますので、対策を講じるのであれば、完璧にアライグマの侵入を許さない様にしましょう。
また、大きな地震などの自然災害後は、家屋に問題が生じてしまっているケースもありますので、そういった場合には、修繕作業をしっかりと行いましょう。
まとめ
アライグマは近年、全国に生息する害獣として問題視されています。
農作物を荒すだけでなく、家屋に棲み付き、健康被害や家屋の老朽化をもたらすため、棲み付かせない対策が重要です。忌避剤などは一定期間であれば有効な忌避対策なのですが、長期間を見据えた対策とはなりません。侵入させないためにも、侵入経路を閉ざすことが大切ですので、パンチングメタルなどで施工をして棲み付かせない様にしましょう。
アライグマの被害でお困りの方は、アライグマの救急隊へご相談ください。