害獣となるアライグマやタヌキですが、その姿をパッと見てどっちがアライグマでタヌキかなんて見分けが付かないと思います。どちらも害獣として油断できない事には違いません。今回は、都心で見つかるアライグマとタヌキの見分けがつかない!についてお伝えします。
アライグマとタヌキの違いについて
アライグマとタヌキは、見た目は非常に酷似しているため、見間違える人がいても不思議ではありませんが、生態や分類などを細かく見て見ると違いもあります。
分類は、哺乳綱食肉目アライグマ科アライグマ属のアライグマ。哺乳綱食肉目イヌ科タヌキ属のタヌキとなるため、属性で言えば異なります。
そして、タヌキは在来種ですが、アライグマは外来種です。
アライグマは、日本でアニメのキャラクターとして人気を博した際に、輸入され動物園や家庭用ペットとして飼われていましたが、その獰猛な性格ゆえ懐かず捨てられたり、逃げ出し野生化して全国的に分布している状況です。
見た目で簡単に見分け付くのがしっぽになります。
アライグマの尻尾は、縞模様で18~40cmと長く、タヌキのしっぽは単色で15~18cmと短めなので、尻尾をみて判断するのが一番早いと言えます。
それ以外の体の大きさなどは、そう大差ないため、見分けづらいと言えます。
それよりも、アライグマが食べ物を洗う仕草があれば、一番簡単に見分けられます。
アライグマやタヌキに棲み付かれたらどうする?
アライグマやタヌキは、現代では家屋などにも棲み付く害獣として問題とされています。
しかし、これらの害獣は鳥獣保護法によって守られる動物ですので、一般の方が駆除や捕獲するには、役所や自治体に申請し、許可書を発行してもらわなければ作業が行えません。
また、箱罠などを購入するとなれば、数万円の費用が掛かりますし、忌避剤なども購入するとなるとかなりな費用負担も強いられます。
ですので、一般的にはプロの駆除業者へ依頼した方が、安心して作業を任せられますし、作業後の消毒や清掃まで依頼できるので、費用対効果も良いのです。
アライグマやタヌキなどの害獣に棲み付かれてしまってお困りの場合は、【アライグマの救急隊】へご相談下さいませ。
まとめ
アライグマとタヌキは、動物園で見ればその違いに簡単に気が付けるでしょうが、街中で目の前に現れた場合には、どっちと見間違える程、似た雰囲気を持つ動物です。
また、どちらも人間の家屋に棲み付く害獣でもありますので、棲み付かれてしまった場合には、健康被害などを受ける可能性がありますので、駆除専門業者へ依頼することをおすすめします。