雑食で何でも食べるアライグマ!駆除するために必要な事

 
アライグマが害獣として猛威を振ることも増え、近年では家屋などに棲み付くケースもあり、駆除していかなければならない対象となっています。今回は、雑食で何でも食べるアライグマ!駆除するために必要な事についてお伝えします。
 

雑食で何でも食べるアライグマ!

 
アライグマは、アメリカなどから輸入されペットとして飼われていたり、動物園で飼育されているなかで、逃げ出したり捨てられてしまって、日本全国の野生環境下で繁殖し問題視される動物となっています。
 
また、アライグマの天敵は少なく、繁殖能力が高いこともあり、この数年で非常に個体数を増やしています。そして、アライグマが雑食性で、果物やドッグフードに生ごみ、鯉や小動物などを食料としていることも個体数を増やす要因となっているのです。
また、成獣になると獰猛な性格をしており、攻撃性を増し、人間などにも威嚇をしてくるため、わざわざ近づく人も少ないことでしょう。
 
このように、外敵が少ない状況となれば、暮らしやすい住処を探すことになるのですが、近年では人間の住む家屋の屋根裏や床下などに棲み付く事もあり、トラブルが増えています。
 

アライグマ駆除に必要な事

 

 
アライグマが棲み付いた場合には、ご自分で忌避剤や燻煙剤を利用して排除しようとする方は多いと思います。ただし、アライグマは帰巣本能が備わっており、忌避剤などの効果が弱くなったら舞い戻ってくる事もあり、再度侵入させないような対策も必要となってきます。
 
そういった事を恐れる方は、捕獲駆除しようと考えることでしょうが、アライグマは鳥獣保護法によって守られている動物ですので、許可や免許なしに捕獲駆除することはできません。箱わな等を使用して捕獲する場合は、狩猟免許が必要ですので、かなり手間がかかります。
 
資格取得に数か月掛かれば、繁殖され被害が拡大する恐れもありますし、攻撃性が高まってしまう可能性もあるので、害獣を発見した段階でプロの駆除専門業者へ連絡し、駆除してもらう事をおすすめします。
 
発見して対処が遅れれば遅れるほど、アライグマが媒介する病原菌に感染したり、アレルギーを発症する恐れも高まりますので、発見後は専門家の力を借りましょう。
 

まとめ

 
アライグマは、日本には元々いない動物です。しかし、現在では全国的にその個体数を増やし、トラブルを引き起こす害獣として問題視されています。
雑食性の動物で繁殖能力の高い害獣でもありますので、家屋に棲み付かれた場合には、早急にプロに依頼して駆除してもらい、安全な暮らしを取り戻すことが大切です。