離れの倉庫にハクビシンが棲み付くと母屋も標的になる!

 
敷地の広いご自宅をお持ちの方の中には、敷地内に倉庫などを設置していることもあり、そういった離れの場所は、害獣が棲み付きやすい環境でもあるのです。今回は、離れの倉庫にハクビシンが棲み付くと母屋も標的になる!についてお伝えします。
 

離れの倉庫に棲み付かれる

 
敷地内に物置や倉庫などを持つ方にとって、その空間が害獣の住処になる恐れがあるなんて考えてもみなかったというケースは少なくはありません。
 
まず、物置や倉庫というのは、日常使いしない物をしまったりするため、頻繁に足を運ぶわけでもないので、害獣にとっては安息の住処となるのです。また、母屋までの距離が近いことから、ゴミを荒らすなどして食料を得る事も出来るため、害獣にとっては非常に良い環境でもあります。
 
また離れに棲み付かれた場合には、発見に遅れる傾向が強いです。ゴミなどを荒されたとしても、母屋内での物音や鳴き声が聞こえないことで、その日たまたま害獣がやってきて被害を受けたんだと感じてしまい、ゴミの出し方など少し気を付けようと考えて終わらせてしまうケースが多いのです。
 
そのため、物置や倉庫に用事があって出入りした際に、異変にやっと気が付く傾向にありますので、ゴミが散乱していたら、まずは身近の調査を行ってみましょう。
 

駆除が遅れると被害は母屋に!

 

 
ハクビシンなどの害獣を物置や倉庫に棲み付かれ放置していると、その生息域を母屋まで広げることがあります。屋根裏や床下などに棲み付き、知らずの内に被害が拡大します。
 
母屋まで被害が拡大すると、野生動物が媒介する病原菌などに感染する恐れもありますので、早期駆除が必要となってきます。また、生息域が広がるということは、駆除自体も困難を極めてきます。忌避剤や燻煙剤を使用して、母屋から追い出したとしても、倉庫や物置に逃げられるだけですし、そのことを知らなければ、被害は食い止められません。
 
また、忌避剤や燻煙剤の効果が切れれば、また母屋へ侵入する恐れもあるため、駆除作用は困難を極めることになるので、プロの駆除専門業者へ相談し対処することをおすすめします。
 

まとめ

 
ハクビシンが生息域を広げ、人間の住む住宅街などにも棲み付くことが増えています。
また、棲み付くのは人が住んでいる建物だけでなく、物置や倉庫などを住処とすることがあります。ひと気を感じられないことから、ハクビシンなどの害獣が棲み付いてしまった事に気が付けないケースも多く、被害が拡大しやすいので注意が必要です。
被害に気が付いた際には、駆除も困難を極めますので、無理にご自身で対応するのではなく、プロの知識や技術を頼りに対処していきましょう。