家屋に棲み付くことのあるハクビシンを追い出すために、忌避剤や燻煙剤を使う以外にも音による手段でハクビシンを追い出すこともできます。今回は、音に敏感なハクビシンの駆除に爆竹や超音波に有効は本当?についてお伝えします。
ハクビシンは臆病な性格!
近年、全国的に生息するハクビシンが家屋に棲み付くケースがあり、健康被害や家屋の老朽化などの問題を引き起こすことから、非常に厄介な存在として見られることが多くなっています。
ハクビシンの性格は、臆病で温厚な性格ということもあり、人に危害を加えることはそう多くはありませんが、無暗に近づき触ろうとなどすれば、威嚇され噛まれたり引っ掻かれる恐れはあります。
ですので、家屋に棲み付かれたとしても、無暗に巣床を覗いたりしなければ、危害を加えてくることはないでしょう。しかし、ハクビシンが媒介する病原菌やウイルスに感染する恐れもありますし、糞尿であったり獣臭が染みついてしまうため、放置するのは良くありません。
そこで、ハクビシンに棲み付かれてしまった場合には、早期駆除して行く必要性があるのです。
ハクビシンの駆除に爆竹や超音波が有効は本当?
ハクビシンが家屋に棲み付いた場合に、忌避剤や燻煙剤といったアイテムで追い出す事をするという方もいますが、それ以外にもハクビシンを追い出す手段もあります。
例えば、臆病な性格を利用して、大きな音を出して家屋から追い出すという方法もあります。スマートフォンやスピーカーから爆竹や超音波といったハクビシンが驚く苦手な音で、家屋から追い出すケースも近年では、一般の方の駆除方法として利用されています。
ただし、音による駆除方法というのは、ハクビシンが慣れてしまうと、効果が無くなるため、再度棲み付いた場合に、効果がないケースもあるので、本格的に駆除を目指すのであれば、捕獲駆除して行くことが大切です。
しかし、ハクビシンは鳥獣保護管理法によって守られている動物となりますので、捕獲や駆除作業の際には、自治体や役所での申請手続きを行わなければなりませんし、狩猟免許がなければ、箱わななどは設置出来ません。
ですので、完全駆除を目指す場合は、プロの駆除業者に相談し対処してもらう事をおすすめします。
まとめ
ハクビシンは、近年全国的に生息域を広げる害獣です。家屋に棲み付かれることによって、健康被害や家屋の老朽化といった問題を齎す存在となります。早期駆除を行う際には、忌避剤や燻煙剤に爆竹に超音波といった手段でも追い出すことは出来る可能性がありますが、再度棲み付かれてしまうケースも少なくありませんので、完全駆除を目指す方はプロの駆除業者の力に頼ることをおすすめします。