駆除できても安心してはダメな理由?ネズミは帰巣本能がある


 
家屋などにネズミに巣作りされてしまったことに早期に気が付き、殺鼠剤やネズミ捕りシートで何匹かは駆除できたと安心していると、また数か月後に巣作りされてしまうケースがあります。今回は、駆除できても安心してはダメな理由?ネズミは帰巣本能があるについてお伝えします。
 

ネズミは駆除後であっても安心は禁物!

 

 
ネズミに棲み付かれてしまった場合は、健康的被害や食料への被害などさまざまな問題を抱えることにもなるため、駆除方法を駆使してネズミを排除しなければなりません。
 
早期発見により、駆除が容易く済むケースも当然ながらあります。
ただし、駆除後こそが重要にもなってくるのです。
 
まず、最初になぜ棲み付かれてしまったのか原因を究明しなければならないのです。
侵入経路がどこにあるのかといったことを解決しなければ、完全駆除には至りませんし、数か月後に逃げ切ったネズミが再度帰巣する可能性があるのです。
 
これは、ネズミの持つ帰巣本能によって、一度住めた環境だと知っているため、ほとぼりが冷めた頃に戻り、再度同じような被害を受けるケースがあるのです。
 

ネズミは帰巣本能について

 
動物には帰巣本能があり、一度棲み処を追われ逃げ果せ、数か月後などに安息の地・住まいへと戻る性質があります。そのため、ネズミの様な繫殖性の高い動物の子孫も、家を出ている可能性もあるのですが、環境下によっては、一度棲んでいた住処へと戻ることもあるのです。
 
従って、完全駆除を目指し、再度済み付かれない様にするまでの行動が大切になります。
家の中のネズミを駆除しただけでは、終わりではないのです。
 
しっかりと、再度入り込まれない様に侵入経路を断つことが必要となります。
しかし、一般の方にとっては、どこにネズミが入り込んできた出入り口があるかを明確に見つけ出すのは難しくもあります。
 
そのため、侵入経路を断ち、二度と入り込まれない様にするまでの駆除は、知識や経験のあるプロの専門業者へ依頼することが大切なのです。一連の作業が行われてやっと、完全駆除ですので、ご自分で駆除作業を行う際には、侵入経路を閉ざすことまでが作業であることを知りましょう。
 

まとめ

 
ネズミは帰巣本能があるので、一度の駆除により家からネズミを追い出せたとしても、数か月後に、舞い戻ってくる可能性はゼロではありません。ですので、しっかりと侵入経路を断ち、完全駆除を行うことが重要なのです。侵入経路が断たれていない状況で、ネズミが居なくなったから大丈夫という判断は危険ですので注意しましょう。