高い繁殖力をもっているハクビシンを放置する危険性について

 
近年、東京や神奈川県に千葉県などで問題を引き起こすハクビシンですが、ハクビシンの高い繁殖力もあり駆除が進まない状況でもあります。今回は、高い繁殖力をもっているハクビシンを放置する危険性についてお伝えします。
 

ハクビシンの繁殖について

 
ハクビシンは、年に1回~2回の繁殖期があり、メスは約2か月間の妊娠期間を経て、2〜4匹の子を出産します。出生直後の子は無毛で、目が開くまで約10日かかります。親はしばらくのあいだ、子どもを世話し、成長した子は約1年で成獣となります。
そのため、一年で約8匹程度の子どもを繁殖させることになります。
 
また、生後約10ヶ月を過ぎると繁殖することができるため、繁殖能力も非常に高い動物なのです。放置すれば、爆発的に繁殖する恐れがあり、近年では、都市部での目撃情報も増え問題視される様になっています。
 
ハクビシンが増えていくことで、農作物の被害であったり、家屋に棲み付き健康被害を齎すなど、深刻な問題にも発展するため、駆除せずに放置することがないようにしなければなりません。
 

ハクビシンによる被害について

 

 
ハクビシンを駆除せずに放置すると引き起こされる被害は、ゴミ箱などを荒し散乱するゴミの悪臭被害や景観被害。家屋に棲み付くことで獣臭が充満したり、糞尿が蓄積することで悪臭や腐敗の被害を受けます。
 
また、屋根裏の部材などを齧るなどして破損させるなどの被害によって老朽化を早めたり、資産価値を下げる様な状況を齎すため、非常に厄介な存在なのです。
 
そして、一番被害として問題視されるのが、ハクビシンの持つ病原菌やウイルスの感染による、健康被害となります。保有する病原体に感染すると、最悪の場合、死亡するケースもあので、放置することができません。
 
ですので、ハクビシンによる被害を食い止めるためには、家屋に棲み付いた場合には早期駆除しなければなりませんので、プロの駆除専門業者へ相談し、対処していくことが大事になります。
 
個人でも作業は行えますが、自治体や役所での手続きに狩猟免許の取得が必要となるケースなど、労力を要しますので、放置するのであれば、プロに依頼しましょう。
 

まとめ

 
ハクビシンは、近年都市部にも出没する害獣です。その繁殖力の高さゆえ、家屋への棲み付き被害なども拡大しています。さらなる被害を引き起こす恐れもありますので、棲み付かれてしまった場合には、放置せず早期駆除を目指しましょう。
 
ハクビシンによる被害でお困りの方は、ハクビシンの救急隊へご相談下さい。