コウモリは近年、人の住む家や工場地帯などに生息するケースがあり、健康被害や建物の寿命にも関わる問題を引き起こすため、駆除しなければならない害獣です。今回は、鳥獣保護法を知らず自分勝手にコウモリ駆除してはいけない!についてお伝えします。
コウモリが棲み付いた場合の対処
コウモリは、森林や洞窟など薄暗い場所に生息する動物ですが、近年では、生息域が都心部などにも広がっています。そして、家屋や工場や高架下などを住処として、人間のテリトリーでも生活をする様になっているのです。
このコウモリが棲み付くことで、アレルギーや病原菌などの健康的被害を引き起こすファクターにもなり、工場などでは商品などに糞尿がかかれば、出荷できなくなります。
こういった問題を解決するには、コウモリを駆除しなければなりません。
ですが、必ずしも駆除しなければいけないという訳ではありません。
コウモリは生態系において重要な役割を果たす生物です。主に夜行性で、昆虫を食べることで生態系のバランスを維持したりするのに役立ちます。
ただし、コウモリが住宅や建物内に巣を作り、健康や安全に影響を及ぼす場合は、適切な方法で排除する必要があります。
自分勝手にコウモリ駆除してはいけない!
コウモリは鳥獣保護法によって守られているため、人家や工場に棲み付いていたとしても勝手に駆除してはいけません。これは、忌避剤などを使用して追い出す場合であっても、コウモリを傷つけたり殺してしまう事自体が許されていません。仮に、そのような状況となれば、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性がありますので、
ただし、必ずしも駆除が行えない訳ではありません。
自治体などに捕獲許可の手続きを行うや、狩猟免許を取得するなどすれば、自身で駆除することは可能です。
しかし、手続きにも資格取得にも時間が掛かりますし、費用も掛かります。
おなじ費用を支払うのであれば、早急に対処してくれるプロの専門業者へ依頼する方が良いでしょう。これは、自身で捕獲するとなれば捕獲した個体の処分まで行うや、棲み付かれた環境を清掃し消毒しなければ、環境の改善はできません。そういった作業もいっぺんに依頼できるので、精神的・肉体的負担が少なくなるのもメリットです。
まとめ
近年、コウモリによる被害は都心部にまで広がっています。家屋や工場などの建物に棲み付かれる事もありますが、自分勝手に駆除してしまうと法を犯す行為になり兼ねませんので、注意して対処していきましょう。ご自分での駆除に不安な方は【コウモリの救急隊】へお問い合わせ下さいませ。