蜂の巣があると、いつ刺されるのか不安という方は多いと思います。そして、スズメバチなどの攻撃性の高い蜂の巣は、早急に駆除しなければなりません。今回は、なぜ夏に駆除するのは危険なのか?スズメバチ駆除の注意点についてお伝えします。
なぜ夏に駆除するのは危険なのか?
夏場になると、蜂の姿を目にする機会が増えるだけでなく、蜂に刺されるなどの被害を受ける方も少なくはありません。
夏は、蜂が活発に行動する季節でもあり、非常に攻撃的にもなっているので、巣の近くを知らずに通ってしまって、刺されてしまうケースも増えます。
これは、春から夏にかけて、スズメバチやアシナガバチの女王バチが、巣作りを始めて、夏場は卵を生み、多くの幼虫を成虫に育てるために働き蜂も餌を持ち帰らなければなりませんし、巣には幼虫が沢山いるため、それを守ろうとするため緊張感も漂っています。
従って、夏場に蜂を駆除するのは非常に危険な状況でもあるのです。これが、行動が鈍くなる夜間の作業であっても、巣を守ろうとしているので、個体数も多い夏場の駆除は苦戦を強いられることになります。
スズメバチ駆除の注意点
まず、スズメバチは、非常に攻撃的な性質を持っていますので、むやみやたらの忌避スプレーやいぶして追い出すという行動で、攻撃性を増す可能性があります。
蜂の巣が大きければ大きいほど、何千匹もの蜂が巣から出てきて、襲い掛かってきます。防護服などを来ていても、隙間から刺されてしまうこともあるのです。だからこそ、巣が大きく成長している夏場の駆除はリスクが高まります。
だからといって、夏場の蜂の巣の駆除は諦めた方が良いという訳でもありません。
放置すればするほど、蜂の巣の規模は大きくなりますし、個体数も増えるため、巣の近くに住む方が刺される可能性が高まるだけですので、早急に駆除するべきなのです。
ただし、蜂の巣を駆除する場合には、プロの駆除専門業者を頼ることをおすすめします。
初めて蜂の巣を駆除する方にとっては、蜂が何匹も襲い掛かってくるとなれば、防護服を来ていてもストレスを感じるでしょうし、上手くいかなかった場合には、大けがをする恐れがあります。また、刺された場合には、アナフラキシーショックにより死に至る恐れもあるので、一般の方にはかなりハードルが高い作業となります。
まとめ
夏場になるとスズメバチなど多くの蜂は活発になると同時に、攻撃性も増すので、些細な刺激を与えるだけでも、刺される可能性が高まります。
巣作りされてしまった場合に、早く気が付ければ良いのですが、夏場まで気が付けないとかなりの大きな巣へと成長してしまいますので、刺される危険性も高いため、早急に駆除しましょう。ただし、自分自身で駆除作業を行おうとするのではなく、プロの駆除業者へ相談しましょう。