アシナガバチの危険性は?遭遇した場合の対処法を詳しく解説

 
体長が大きく、見かけることも多い「アシナガバチ」。
そんな身近なアシナガバチですが、生態や危険性について意外と知らない方も多いかと思います。
そこで本記事では、アシナガバチの生態や危険性、遭遇した場合の対処法を詳しくご紹介していきます。
 

アシナガバチの生態と危険性

 
アシナガバチとは、その名の通り足が長いのが特徴で、体長は2.1~2.6㎝ほど。体はオレンジと黒の縞模様です。
 
アシナガバチは市街地や公園など、人が多い場所に生息しており、比較的見かけることが多い蜂でもあります。
 
そんなアシナガバチは、スズメバチと比べると大人しい性格。
刺激を加えない限り人を襲うことはほとんどありませんが、毒性はかなり強力で、刺された時の痛みはスズメバチ以上だといわれています。
 
一度刺されたことがある方はアナフィラキシーショックを起こし、最悪死に至る場合もあるため、その点を踏まえると用心するに越したことはありません。
 

アシナガバチの巣を見つけた時の対処法

 

 
では、そんなアシナガバチの巣を見つけた時は、どのように対処すればよいのでしょうか?おすすめの方法は次の通りです。
 
①大声で刺激しない
ご紹介した通りアシナガバチは大人しい性格ですが、こちらから大きな声をあげたり、手で払う、といったことをすると、攻撃されたと認識され、襲ってくることがあります。
 
身近な場所で巣を発見した時は驚くかと思いますが、大声をだしたり、手で払わないよう十分注意しましょう。
 
➁巣が10㎝以上なら業者に駆除を依頼する
アシナガバチの巣が10㎝以上の場合、自分で駆除をするのはおすすめしません。
なぜなら、巣が10㎝以上になると、その中にはかなりのアシナガバチが生息している可能性が高く、攻撃されるリスクも高くなるからです。
 
アシナガバチは温厚な性格とはいえ、巣に危害を加えられると攻撃をしてきます。また、一般家庭には駆除に必要な十分な装備がないことも多々あります。
 
このような状況下で駆除を行うと、アシナガバチを一層刺激してしまう原因になりますし、刺されるリスクも高くなります。
 
家の中や敷地内の巣が作られてしまった場合は、すぐにプロの業者に依頼するようにしてください。
 

まとめ

 
アシナガバチは、こちらから反応しない限り危害を与えることはありません。
 
巣が小さい場合は自分たちで駆除をしようと思うかもしれませんが、十分な装備がない状態での駆除は危険が伴います。
 
蜂の巣を見かけた際は、無理に自分たちで対処しようとせず、プロの業者への依頼を検討するようにしてください。