アライグマが好む果物でおびき寄せる?家屋などから追い出す方法

 
アライグマが家屋や物置などに棲み付くといったトラブルは近年増加傾向にあります。その際に、ご自分でアライグマを追い出す方法を考える方も少なくはないでしょう。今回は、アライグマが好む果物でおびき寄せる?家屋などから追い出す方法についてお伝えします。
 

アライグマが好む果物でおびき寄せる?

 
アライグマが家屋に棲み付く被害などの被害が増えているため、ニュースなどで取り上げられることも多く、忌避作業や駆除作業をご自分で行うという方も少なくはありません。
ですが、そういった作業を行っても、棲み付かれてしまったり、追い出すことが出来ないケースも少なくないのが実情です。
 
アライグマは、警戒心が強く攻撃的な性質をもっていることもあり、なかなか巣床から姿を表してくれません。特に、家屋などであれば、余計に追い出すのが難しいです。
 
ただし、アライグマを家屋から離れた場所におびき寄せる事は、案外簡単です。
アライグマの好物の果物を家屋から離れた場所に置いておくだけで、警戒心を解くことができます。また数日、餌を置き続けることで、さらに警戒心が弱まり、食べることに集中しています。その間に、侵入経路を塞ぎ、再度戻られないようにしたり、箱わなで捕獲するといった方法を行うと良いでしょう。ただし、箱わなを使用する場合には、狩猟免許が必要となるケースがありますので、自治体で確認することが大切です。
 

アライグマの好む果物

 

 
アライグマは、雑食性ですので、肉・魚・野菜・果物となんでも食す動物なのですが、特に甘いものを好みます。
 
ですので、熟れた果物の桃やバナナにブドウ、スイカにイチジクなどを好みますので、罠を仕掛ける際には、これらの果物を利用しましょう。また、人間の捨てる生ごみなどの中にあるスナック菓子や羊羹などのお菓子類も食べますので、これらを罠に使用するのも良いでしょう。
 
このように、人の住む環境には、アライグマの餌が多いため、近年の生息域の広がりにも影響していますし、家屋に棲み付き安全に出産・子育てが出来るため、個体数の増加にも繋がっています。ですので、アライグマの生息に気が付きましたら、早期駆除を目指していかなければなりません。
 
ご自身で作業が難しいと感じるようでしたら、プロの駆除業者へ依頼して対処していくことをおすすめします。
 

まとめ

 
アライグマに棲み付かれてしまうと健康被害や家屋の老朽化などの問題を引き起こします。
また、害獣を家屋から追い出すのは非常に難しくなりますので、ご自身で作業する場合には、アライグマの好物となる果物を利用し、侵入経路を塞ぐ時間を作ったり、捕獲を目指すと良いでしょう。
 
ただし、アライグマを駆除・捕獲する場合には、ルールが定められていますので、ご自分で作業する際には、自治体や役所での申請手続きなどのルールに従って行いましょう。