アライグマが好む餌とは?棲み付かせないための駆除対策

 
近年、アライグマに棲み付かれてしまう家屋が増え、駆除相談件数も増加傾向にあります。なぜこんなにもアライグマが都心部などにも進出してきたのでしょうか?今回は、アライグマが好む餌とは?棲み付かせないための駆除対策についてお伝えします。
 

アライグマが好む餌とは?

 
アライグマは雑食性ですので、何でも食べます。
その中でも、桃やブドウに柿などの果物やバッタやコオロギなどの昆虫、ネズミやトカゲなどの小動物、ニワトリの雛や卵、川魚など非常に多くの物を食料とするため、山や川などに生息しても生活が行える状況です。
 
では、なぜそのような状況にあっても人間の住む都心部などの家屋に棲み付くようになったのか?と疑問を抱く方も多いことでしょう。その答えは、人間の生活環境の方が天敵もいないだけでなく、ゴミなどを漁れば幾らでも食料に困らない事が影響しています。
 
また、人間の家屋に棲み付くことができれば、雨風や寒さや暑さからも逃げられるため、繁殖行動も行いやすくなり、自然界で生活するよりも安全性が高いと見られているのでしょう。
 
そのため、近年の都心部での害獣の被害の拡大へと繋がっていることも考えられるのです。
 

棲み付かせないための駆除対策

 

 
アライグマなどの害獣に棲み付かれれば、健康被害や家屋の破損などにも繋がるため、棲み付かせないことが重要です。まず、だれでも行える方法としては忌避剤を購入するなどして、侵入経路となりそうな場所に散布するといった手段となります。
 
しかし、それだけでは、侵入を許してしまう可能性があります。アライグマは身体能力が高く、高所などからも侵入する恐れがあるため、屋根裏などへ侵入させないために、隙間などをパンチメタルなどで塞ぐ必要性があります。ただし、侵入経路は、必ずしも高所だけではなく、壁の隙間や通気口などを利用することもあるため、素人目では判断が付かない可能性が高いです。
 
また、仮に棲み付かれてしまった場合に、駆除作業が必要なのですが、鳥獣保護法によって守られているので、プロの駆除業者へ依頼して対処した方が安全となります。棲み付かれることへの不安であったり、棲み付かれてしまった場合には、早急に専門業者へ相談・依頼して対処することをおすすめします。
 

まとめ

 
アライグマの様な害獣の中には、雑食性で食料に困らない環境を好む傾向もあるため、都心部などでも被害が大きくなりやすい傾向にあります。害獣の被害が確認された場合は、ゴミの出し方や自宅内での食糧管理など、アライグマが生活しやすい環境を無くしていく必要性がありますので対処していきましょう。
 
また、既に被害に遭われている場合は、早急な対処が必要となりますので【アライグマの救急隊】へご相談下さいませ。