アライグマは作物を食い荒らしたり、病気を媒介することもある「害獣」に含まれます。
そんなアライグマが引き起こす被害とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?
本記事ではアライグマの被害例を深掘りしつつ、追い出す際の注意点を解説していきます。
アライグマが引き起こす被害とは?
・農作物への被害
アライグマは雑食で庭や畑の野菜や果物も好んで食べる傾向があります。
また、被害は年々深刻になっており、2018年の時点で2008年と比べると被害数はなんと3倍にも膨れ上がっています。
家に棲みつかれた場合はもちろん、周辺でアライグマを見かけた場合も被害を受ける可能性があるので対策は不可欠です。
・建物への被害
アライグマが天井裏や床下に棲みつくと、排泄物をその場所ですることになるので悪臭が蔓延します。
また、排泄物を掃除しないと排泄物は天井裏のシミとなり、資産価値が低下してしまうことも。
他にも、アライグマは壁に穴を開けることもあり、建物を破壊することも多々あります。
・健康被害
アライグマはあらゆるウイルスや病原菌を持っていることもあるため、人間に与える影響も危険視されています。
アライグマを媒介して発症する可能性がある病気は、次の通りです。
・レプトスピラ症
・アライグマ回虫症
・狂犬病
・食中毒
・ダニによる重症熱性血小板減少症(SFTS)
アライグマが棲みつくということは、これらの病気にかかる可能性もあるので、早めに対処することが重要です。
アライグマを追い出す際の注意点
アライグマを追い出す際に注意すべきことは、必要以上にアライグマを刺激しないことです。
なぜなら、アライグマを刺激してしまうと、危険と認識し、より攻撃性を増すことが多いからです。
危険を察知したアライグマは、嚙みついたり引っ掻いてくることがあるので、追い出す際は十分注意しましょう。
アライグマを追い出す方法は、忌避剤や超音波装置、ライトの使用などが挙げられますが、より確実に駆除し、再度の侵入を防ぎたい場合は、アライグマの生態を熟知しているプロの業者に依頼するのがおすすめです。
まとめ
アライグマはあらゆる被害をもたらすだけではなく、気性が荒いので、一度棲みつかれると追い出すのはかなり大変です。
アライグマに棲みつかれた場合、放置すると被害が大きくなるので、今まさに困っている方はぜひお気軽にご相談ください。
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