家屋にアライグマなどの害獣が棲み付くと、他の生物が増殖する傾向にあります。それは、ノミやダニといった寄生虫です。人や動物に取り付き血を吸ったり、ゴミを食べて成長する厄介な存在となります。今回は、アライグマだけじゃない!ノミやダニの駆除の必要性についてお伝えします。
棲み付かれる問題はアライグマだけじゃない!
アライグマが棲み付けば、アライグマの持つ病原菌による健康被害や家屋の老朽化といった問題を抱えるため、アライグマを駆除できれば、それらの問題は解決すると考える方は多いことでしょう。しかし、実際には害獣だけ排除すれば、全ての問題が解決する訳ではありません。
家屋に棲み付いたアライグマなどの野生動物には、ノミやダニなどの寄生虫が取り付いていることがあり、住処だけでなく人間の部屋にまで下りてくることがあります。そうなると、人間に噛み付いたり、痒みなどの元凶となるため、これらの虫も駆除しなければならないのです。
ノミやダニが増えてしまうと、アライグマの媒介していた病原菌をうつされる恐れもあるため、アライグマという元凶を駆除するだけでなく、繁殖したノミやダニも排除する必要があるのです。
ノミやダニの駆除も大事
アライグマが棲み付いたら、ご自分で忌避剤や燻煙剤を使用して追い出すこと自体はできます。しかし、その後の作業を疎かにしては、健康被害は食い止めることができません。
アライグマの住処を清掃せずに侵入経路を塞いでしまうと、ノミやダニは繁殖を続ける事にもなります。害獣を追い出した後は、清掃や消毒作業を必ず行わなければなりません。
ただし、その環境は劣悪な状況となっている可能性が高く、視界や嗅覚の不快感を受ける事にもなるので、一般の方が作業した場合、ストレスを感じる事でしょう。そして、手付かずの状況で放置すれば、被害は拡大します。
ですので、アライグマ駆除が必要となる場合には、プロの駆除専門業者へ相談し対処してもらう事をおすすめします。
専門業者は駆除作業だけでなく、清掃や消毒作業まで依頼できるので、ノミやダニなどの問題にもアプローチし、安全な暮らしを取り戻す作業を全て任せられるので、ご自身での作業が難しいと感じるのであれば、プロに依頼しましょう。
まとめ
アライグマなどの害獣被害にあう方の中にも、問題となっている原因の動物さえ追い出すことができれば、安全な暮らしを取り戻せると考えるかもしれませんが、アライグマが棲み付いたことで、繁殖したノミやダニなどの駆除も行わない限り、安心できる暮らしを取り戻すことはできません。ですので、ご自身で作業を行う場合は、清掃や消毒作業までしっかりと行ってください。自分では作業が難しいと感じる方は、プロの駆除専門業者へ作業依頼することをおすすめします。