アライグマに寄生し感染源の恐れのあるダニが衣類に付着!

 
アライグマが屋根裏などに棲み付くダニですが、アライグマ同様に健康被害を齎す厄介な存在です。ダニも繁殖しやすく生命力の強い虫ですので、駆除しなければなりません。今回は、アライグマに寄生し感染源の恐れのあるダニが衣類に付着!についてお伝えします。
 

アライグマに寄生するダニ

 
アライグマは、野生に生息する動物ですので、野山を駆け巡ったり、ゴミ収集所などを移動するため、衛生面では綺麗な環境で生活をしている訳ではありません。そのため、ノミやダニなどの寄生虫に取り付かれることは多く、そのまま人の住まう家屋に棲み付くことになれば、アライグマと一緒にダニなどの寄生虫が屋内で繁殖し、危害を加える可能性は高いのです。
 
ダニは小さいので、人の目にも付かないですし、小さな隙間などを通って、人の生活エリアにまで侵入して、絨毯や衣類などに取り付く事も少なくありませんし、人やペットに取り付きかじられることだってあります。
 
そうすると、ダニの持つ病原菌であったり、アライグマの持っていた病原菌に感染する恐れがあるため、健康被害を齎す恐れがあるのです。
 

衣類のダニはどうすれば良い?

 

 
アライグマの駆除は、燻煙剤などで追い出すことが個人でも成功する可能性はあります。しかし、残されたダニの駆除に関しては、殺虫剤や燻煙剤の効果で死滅することもありますが、衣類などに取り付いたダニを駆除するには、知識が必要となってきます。
 
ダニは、水に強く、乾燥に弱い虫です。
そのため、ダニが付いた衣類を洗濯機にかければ死滅すると考える方はいるかもしれませんが、洗剤の入った水の中でもダニは1週間ぐらいは生き続けます。そのため、洗濯後に乾かしてもダニが生き残っている可能性があります。
 
ダニを殺傷するのであれば、60度以上で60~90分の乾燥器にかける必要性があります。乾燥器の種類によっては、死滅する温度にまで上らないタイプもありますので、一番良いのは70度以上の温風を発生させる高温乾燥機のあるコインランドリーを利用しましょう。
 

まとめ

 
近年、アライグマが家屋に棲み付く被害が増えており、アライグマを家屋から燻煙剤などを使用して追い出すことに成功することはあります。しかし、アライグマに寄生したノミが屋内に侵入し、健康被害を齎す可能性が残っています。
衣類などにしがみついたノミを駆除するのは簡単ではありませんので、アライグマ駆除後に、心配な方はコインランドリーに衣類を持ち込み洗濯乾燥器を使用することをおすすめします。