アライグマが家屋に侵入する際に、屋根裏などの破損個所であったり、室外と室内を繋ぐ通気口などの隙間を利用します。そういった侵入経路を塞がなければ脅威は去りません。今回は、アライグマの侵入を防ぐためにパンチングメタルを使用する訳についてお伝えします。
アライグマの侵入経路
アライグマが家屋に侵入する場合には、幾つかの経路があり、最も注意が行かないのが屋根からの侵入となります。家屋の破損などにも気が付きにくく、初期不良ではなく施工時の基礎部分の作りとしてアライグマが通れる隙間が開いているケースもあり、そういった箇所から侵入されてしまうケースも少なくありません。
また、室内と室外をつなぐ配管やケーブルの導入部なども、侵入経路となり得ます。
これは、隙間ができており、経年劣化などによっても隙間が大きくなったり、アライグマが壊していき、広がるケースもあるため、注意して調査しなければならないポイントにもなります。
このように、屋根や軒下、壁の隙間、通気口などを注意深く点検し、アライグマが出入りしている箇所を見つけていかなければ駆除・捕獲するだけでなく、忌避作業も難しいのです。
侵入を防ぐためにパンチングメタルを使用する訳
アライグマが棲み付けば、健康被害や家屋の老朽化などの問題を引き起こすことになるため、事前に棲み付かせないための施策を講じなければなりません。
一番大事なのは、侵入経路を塞ぐ作業となります。
前項であげたような箇所を塞ぎ、家屋に入り込ませない様にしなければなりません。
まず、プラスチックやネットなど鋭い歯などで壊せるような物では、設置していても経年劣化によって壊れやすくなるため、塞ぐ道具としては心もとないので、パンチングメタルなどの鉄やアルミ製品などの頑丈な物を使用した方が良いです。
加工して利用することもできますし、通気性を損なわずに利用が出来るため、家屋の寿命を縮めることなく使用が出来るのも、パンチングメタル利用の良いポイントです。
手の届く範囲などであれば、ご自身で施工は可能となるでしょうが、高所などの経路を塞ぐとなると、専門業者へ依頼した方が安全性も高いので、害獣駆除業者に相談し対処するなどして、アライグマを寄り付かせないようにしましょう。
まとめ
近年、アライグマによる被害が拡大しており、家屋に棲み付かれてしまうとさまざまな被害を受けることになりますので、棲み付かせないような予防策を講じることは非常に重要です。その際に、侵入経路を塞ぐことが重要となります。そこで、パンチングメタルを使用して、家屋へのダメージも少なく、長期利用できるアイテムで施工することをおすすめします。