最近ではアライグマが東京都や神奈川県に千葉県などの都市部にまで生息域を広げ、さまざまな被害を齎し、問題となっています。今回は、アライグマの特徴的な行動パターンとは?テリトリーに注意!についてお伝えします。
アライグマの特徴的な行動パターンとは?
アライグマが生息域を広げていることもあり、東京都内や神奈川の都心部などさまざまな場所で、その姿を目撃され、被害を拡大している状況です。アライグマの特長的な行動パターンによって、人間に見つからず生息域を広げていった状況でもあるのです。
アライグマの特長的な行動パターンは、いくつかあります。
アライグマは非常に好奇心旺盛で、新しい物や環境に対して興味を持ちます。これにより、人間の住居周辺に近づくことも多く、ゴミを漁る姿を目撃されることも少なくはありません。
また、夜行性の動物で、主に夕方から夜にかけて活動します。日中は巣や安全な場所で休息し、暗くなると食べ物を探し巣を離れて活動するため、夜の散歩や帰宅途中の方が目にすることも少なくはありません。また、夜行性だからこそ、その姿を闇に隠し行動するため、生息域を広げられるとも言えるのです。
テリトリーに注意!
アライグマは、テリトリーを持つ動物で、自分の縄張りを示すためにマーキングを行います。尿や糞、匂い腺からの分泌物を使って、自分の存在を他の個体に知らせます。
人間にとっては、あまり気に留める事のない物ですが、公園であったり神社などではこういった縄張りに近づいてしまったことで、威嚇され噛み付かれるなどの被害にあわれることもあります。
間違ってテリトリーに近づいてしまった場合には、周囲に気を付けたり、目の前にアライグマがいる場合には、無暗に近づくのではなく、相手が逃げ出すか自分からその場をゆっくりと離れる様にしましょう。
また、家屋に棲み付かれる被害も増えていますので、忌避対策や駆除作業を行わなければなりませんが、鳥獣保護管理法によって守られている動物ですので、むやみやたらに傷付けることは許されていません。ですので、知識がない方は、プロの駆除専門業者へ相談し対処することをおすすめします。
まとめ
アライグマは近年、生息域を広げ、人間の住居周辺に近づくことも増えている状況です。好奇心旺盛で攻撃的な性格を持っていますので、見つけて可愛らしいからと言って触ったりしようとしてはいけません。野生の動物は、病原菌なども持っていますので、見かけたら近づくのではなく、後退して威嚇されない様にすることが大切です。
また、家屋に棲み付かれてしまった場合には、早期駆除が大切ですので、お困りの方は、アライグマの救急隊へご相談下さい。