アライグマ忌避に特殊な事はいらない?自分でできる忌避対策

 
新居を構えた際に、近くに自然や公園などがある場所を選ぶ方も少なくはありません。そういった場合に、気を付けなければならないのが、野生動物のターゲットにならない生活を送ることです。今回は、アライグマ忌避に特殊な事はいらない?自分でできる忌避対策についてお伝えします。
 

案外近くに野生動物は生息している!

 
新しいお家を購入するのは人生で一大イベントといっても良いでしょう。
そのマイホームを購入して数か月で、野生動物による被害が出始めるというのは珍しくはありません。
 
特に、家の近くに自然が多い場所があったり、公園や神社など動物が巣床や身を隠せる場所があると、被害を受ける可能性は高くなります。例えば、ゴミの収集日になると、ゴミ袋を破られ生ごみが散乱しているといった事が起こると、最初はカラスの仕業や野良猫の仕業と考える方も多いことでしょう。
しかし、それがアライグマなどの野生動物だった場合には、いつ家屋に棲み付かれるかの心配にも変わってきます。
 
案外、アライグマやハクビシンなどの野生動物は、身近に生息している事があります。
また、これらの動物は雑食性でもあるので、人間の捨てるゴミを荒すことがあるのです。
そのため、忌避対策を行っていかなければ、不安を解消することはできません。
 

自分でできる忌避対策

 

 
アライグマなどの野生動物を忌避する際に、一般の方でも取り組める方法は3つあります。
まずは、忌避剤を家屋周辺に撒くという方法です。
忌避剤は、アライグマなどの野生動物が苦手とする臭いが配合されたスプレーを撒くことになります。ただし、嗅覚の鋭いペットを飼っている場合には、そのペットへのストレスにもなり兼ねませんので、使用上の注意を把握した上で利用してください。
 
次に、アライグマなどの餌になる様な物を取らせないことです。近年、家庭菜園を行う方も増え、トマトやトウモロコシなどの野菜を栽培していたりすると、その野菜を食べられるケースがあります。また、ゴミを出す際に、アライグマがゴミ袋を食い破り、中にある食べられそうなものを口にすることがあるので、ゴミを出す際には、蓋つきゴミ箱を使用したり、家庭菜園などは、鉄線や柵などを立てるなど、餌を得られない場所という認識を与えることが重要なのです。
 
最後に、家屋内へと繋がる侵入経路を塞いでおくことが重要です。屋根裏や床下に繋がる通気口などに隙間があることがあります。そういった小さな隙間からアライグマなどは侵入します。そこをパンチングメタルなどを使用して塞ぎ、入り込まれないようにすることが重要なのです。
 

まとめ

 
アライグマの個体数は近年増え、生息域を広げ各地で問題を引き起こしている状況です。
マイホーム購入した場合には、早くから忌避対策を講じておくことも重要です。一度、餌場などと認識されてしまうと、忌避対策を講じても被害が収まるまでには時間が掛かります。最悪の場合には、棲み付かれてしまう恐れもありますので、注意しましょう。
 
アライグマの駆除でお困りの方は、アライグマの救急隊へご相談下さい。