アライグマが家屋などに棲み付いた際に、忌避剤などを撒いて追い出しに成功して安心している方は非常に危険な状態で完結させてしまっています。今回は、アライグマ駆除が自分でなんとか出来た!その後が大事な理由についてお伝えします。
アライグマ駆除が自分で出来る?
アライグマに棲み付かれてしまった場合に、最もやってはいけないのが放置です。
これは、アライグマが保有する病原菌がうつる可能性があるだけでなく、家屋の寿命にも関わってきます。そのため、なんとかして追い出すことが重要なのです。
Amazonや楽天などで、アライグマを追い出す効果のある、燻煙剤や忌避スプレーなどが販売されているため、そういった道具を使って家屋から追い出しを図ろうとするケースは少なくはありません。
このとき、自治体へ許可書などを貰っていれば、問題ありません。ただ、申請せずに作業を行ってしまうと、場合によっては法を犯したとみなされ、罰金などの刑を言い渡される可能性がありますので注意しましょう。
そして、許可を得た状態で、追い出せて一安心。ここで終わってはいけません。
駆除成功!その後が大事な理由
アライグマが家屋から出ていってくれて、喜ぶのはまだ早いのです。
まずは、棲み付かれていた住処の清掃を行わなければなりません。糞尿やエサの残骸など、汚れた状態を放置すれば、感染症やアレルギーの元にもなりますし、家屋の寿命を縮めてしまったり、野生臭が残り資産価値を落とす可能性も高いので、清掃そして消毒作業を行わなければなりません。
そして、次に大事なのが、侵入経路となった場所をパンチメタルなどで塞ぐことです。
追い出したアライグマも、帰巣本能を持った動物ですので、燻煙剤や忌避剤の効果が落ち着けば、また再度棲み付かれてしまうので、しっかりと二度と入られない様に対策しなければなりません。この作業を怠ってしまったばかりに、燻煙剤や忌避剤が効かなくなり、追い出せなくなって困るという方も少なくはありません。作業は一度で完結させることが重要なのです。
実際に、これらの手続きから作業を全部行うとなれば、骨が折れます。
ですので、一般的には、プロの駆除業者へ依頼して、対応してもらうのが安心安全という結果にも繋がっていくのです。また、侵入したアライグマは一匹とは限りませんし、侵入経路は一つとは限りません。そのため、プロの知識や技術を頼って、平和な暮らしを取り戻すのも大切なのです。
まとめ
アライグマが棲み付いた際に、まずは自分でなんとかしようと考え、ネットで情報を調べて対処する方もいます。アライグマが苦手とする燻煙剤や忌避剤などを活用して、追い出しに成功するケースも当然あります。しかし、後処理を行っておかないと、帰巣本能もあり再度棲み付かれる可能性も考えられますので、しっかりと再度侵入されない様に対策を行いましょう。