ハクビシンなどの野生動物が家屋に棲み付く被害を受けるご家庭が近年増えています。また、その存在に気が付いていても、駆除せずに放置してしまうケースも少なくありません。しかし、その状況が健康被害を齎している事もあるのです。今回は、アレルギー症状は危険の合図？ハクビシン駆除が必要な訳についてお伝えします。
 

アレルギー症状は危険の合図？

 
アレルギーは、体の免疫システムが本来は無害となる物質（アレルゲン）に対して過剰に反応し、症状を引き起こす状態のことを言います。
 
アレルゲンを引き起こすものとしては、花粉、食べ物（卵、牛乳、ピーナッツなど）、ハウスダスト（ダニの死骸や糞など）、動物の毛などがあります。
 
アレルギーを発症すると見られる症状は、くしゃみ、鼻水、かゆみ、発疹、咳、呼吸器症状など多岐にわたります。対策としては、アレルゲンに触れない・摂取しないこと、症状が出た場合には、抗ヒスタミン薬やステロイド薬の使用、免疫療法によって改善させる方法があります。
 
そして、アレルギー症状がいままで無かったのに急に発症する事もありますが、家屋の清掃も欠かさない、花粉の季節でもない、食品アレルギーでもないといった場合には、ハクビシンなどの野生動物が原因となっている可能性も考えられます。
 

ハクビシン駆除が必要な訳

 

 
近年、ハクビシンなどの害獣が家屋に棲み付くこともあり、その存在に気付いていても放置してしまっていたり、物音などもそんなに気にならず存在に気が付いていなくて、長年屋根裏などに住まわせてしまうことがあります。そうなると、ハクビシンが持つ病原菌に感染する恐れもありますが、ハクビシンに寄生したノミやダニが繁殖し、アレルギー症状を引き起こすことがあります。
 
ですので、健康被害を受けやすい状況にもあるにもかかわらず、放置してしまうと、家屋に住む人やペットにまで被害が拡大していく恐れがありますので、早期駆除することが大切です。
 
駆除する際には、プロの駆除業者へ相談し対処することをおすすめします。
ハクビシン駆除は一般の方では作業が困難となる傾向にあり、駆除作業後には清掃や消毒作業に、侵入経路を塞ぐといった労力も時間も要する作業となりますので、プロに依頼することで、安全かつ快適な暮らしを取り戻せます。
 

まとめ

 
最近、体が痒いや鼻水が出るといった症状が発症した場合は、アレルギー症状が発症している恐れがあります。病院でアレルギー検査を受けてみるのも大事ですが、アレルギーを引き起こしている根幹を見つけ出すことも重要です。
昨今、ハクビシンなどの野生動物が起因となるアレルギー発症も珍しくありませんので、まずはプロの駆除業者へ相談し、調査してもらう事をおすすめします。