軒先や屋根裏に棲み付いたコウモリに、いつ噛まれるかなどの不安を抱く方は少なくはないと思います。なんとかして、追い出すための行動を取る方もいらっしゃいます。今回は、コウモリに棲み付かれ追い出すための忌避剤スプレーは有効?についてお伝えします。
コウモリに棲み付かれる家屋
コウモリは、群(グループ)で行動する害獣です。近年では、都心などへの生息域を広げ、一般のご家庭などでも被害を受けるケースが増えています。軒先や屋根裏などに棲み付き、健康的被害やいつ襲われるか分からないなどの不安を抱えて生活している方は多いと思います。
コウモリが棲み付きやすい家というのもあり、家の軒下や屋根裏などの暗い場所のある環境はコウモリが人間や他の動物からも身を隠すことができるため、好んで住処とする傾向にあります。
そのため、そういった環境のあるご家庭では、棲み浮かれない様に対策するのも大切ですし、棲み付かれたことに気が付いたら早急に対処していかなければ、被害は拡大するばかりです。
追い出すための忌避剤スプレーは有効?
コウモリを寄せ付けないためのアイテムも販売されており、忌避剤がその一つです。
忌避剤には、スプレータイプやジェルタイプなどがあり、最も使いやすのがスプレータイプとなります。
使用方法は、コウモリが住みついているであろう場所に、シュッと吹きかけるだけとなっていますので、力のない女性や高齢者でも簡単に使うことが可能です。
忌避剤にはコウモリの嫌いな臭いが多く含まれているため、数日・数週間程度で、追い出すことができる可能性が高いです。
ただし、コウモリには帰巣本能が備わっているため、臭いが薄まったら、また舞い戻って住み付かれる可能性があるので注意しましょう。壁の隙間であったり屋根裏への抜け道があるのであれば、侵入経路を閉ざすなどの作業を行うことで、追い出しに成功する可能性が高いです。
忌避剤の効果が得られて、完全に追い出せれば良いのですが、その臭いに慣れているコウモリなどは逃げない可能性もあります。そういった場合には、プロの駆除業者へ連絡し、駆除対処してもらうことをおすすめします。放置して他の群れなども集まってくれば、一瞬で被害は拡大しますので、早期駆除が重要です。
まとめ
近年、都心部などの家屋や建物にコウモリが棲み付き、被害を受けるケースが増えています。棲み付かれて日が浅ければ、忌避剤などを利用すれば被害を食い止めるのは容易いと考えられます。しかし、放置する期間が長くなれば、群れも大きくなり駆除が大変になりますので、早急に対処することが重要です。