コウモリが近年、都心部の住宅街などで猛威を振るうのと同時に、河川付近の工場地帯にも棲み付き、被害を受けることが増えています。今回は、コウモリ駆除は工場地帯でも増えた!被害を受けるとどうなる?についてお伝えします。
コウモリが棲み付く環境について
コウモリは適応能力が高くもあり、さまざまな環境で生活しています。
多くの種類のコウモリは洞窟や岩の隙間、森林地帯などの暗い場所に棲んでいるといったイメージを持つ方が多いと思います。大抵のコウモリは、このような場所で暮らしていると言っても良いでしょう。
その他にも、湿地帯や農地に湿地帯といった場所には、コウモリのエサとなる昆虫や飛翔昆虫が豊富なため、コウモリにとっては棲みやすい環境とされています。
そして、近年被害を増しているのが、建物の中というケースです。屋根裏や空き部屋などが好まれる場所で都市部でも見かけます。また、工場などの広いスペースの中でも暗がりが多いこともあり、棲み付かれる傾向が強いのです。
工場地帯のコウモリが問題となる理由
家屋に棲み付くコウモリが住宅劣化や健康被害を出すのは分かりますが、工業地帯でコウモリが棲み付くと別の問題も引き起こすのです。
工場には、多くの機械や製品に部品が数多くあり、それらに糞尿やエサとなる虫などが落ちれば、機械類は故障の原因に繋がりますし、製品に混入すれば、企業の経営を傾けさせる問題にまで発展する可能性があります。
現代では、SNSなどにそういった情報が晒されてしまうと、炎上し取り返しの付かない状況にまで発展するケースも多いため、企業にとっては大ダメージを被ってしまうのです。
従って、コウモリが工場地帯などで見かける様になったら、早急に駆除して問題解決していくのも大切なのです。
また、工場の様に広い環境でコウモリに住処を見つけ、駆除し再度棲み付かれない様にする施行は大々的にもなりますので、知識や経験豊富なプロの駆除業者に依頼し、早期駆除・再発防止を目指すことをおすすめします。
まとめ
コウモリは、近年工場地帯でも被害を出しており、駆除依頼や相談件数が増えています。
家屋の屋根裏などと違って、工場地帯は隠れる場所が多くなり、被害に気が付くのが遅くなるケースも多いため、被害を受けてから気が付くケースも少なくありません。
大きな被害が出る前に、忌避対策であったり、駆除対策を講じていきましょう。