ハクビシンはジャコウネコ科の動物であり、海外では、ジャコウネコの糞から出たコーヒー豆を取り出し、高級品として取り扱われていることから、人間の生活にもゆかりがある存在です。今回は、コーヒー豆などにも利用される?ハクビシンと人間の関りは深い?についてお伝えします。
ハクビシンと人間の関係について
ハクビシンは、ジャコウネコ科ハクビシン属に分類される動物で、日本でも全国的に生息する動物です。
ジャコウネコの存在は、コーヒーを飲む方であれば知っている人も多いかと思います。
ジャコウネコが食べたコーヒーチェリーの種を消化する過程で、独自の発酵が行われ、糞と一緒に輩出された豆を回収して作られる「コピ・ルアク」は高級品として取り扱われています。
また、台湾などではホワイト種のハクビシンから取ったコーヒー豆が販売されていることもあり、人間との関りは案外深い関係にあるとも言えます。
ですが、そのハクビシンも人間の住まいに棲み付けば、厄介な害獣になることは言うまでもありません。
ハクビシンによる被害
ハクビシンは、日本でも全国的に生息する野生動物で家屋に棲み付く事もあります。
そして、棲み付かれてしまうと病原菌などを媒介することから、人体に影響を及ぼす恐れがあり、家屋にダメージを与え資産価値を下落させる心配があるのです。
そのため、早期駆除・捕獲しなければ、甚大な被害につながる恐れがあります。
そこで、ご自分で駆除作業を行おうと考える方もいますが、おすすめできません。
作業するにあたりハクビシンは鳥獣保護管理法によって守られていることもあり、駆除するには、自治体や役所での手続きが必要となるほか、狩猟免許が必要となるケースがあります。
ですので、ハクビシンによる被害に遭われている方は、プロの駆除業者へ相談し対処してもらうと良いでしょう。棲み付かれていた環境の清掃や消毒作業に、侵入経路を閉ざすといった知識や技術を求められる作業までご依頼いただけますので、不安な方は先ずはメールや電話にて相談しましょう。
まとめ
近年、ハクビシンが都心部などで発見されることも増え、被害が拡大しています。
ジャコウネコ科の動物で、コーヒー豆などが高級品として流通していますが、家屋に棲み付かれてしまえば、病原菌などによる影響で体調を崩される方もいらっしゃいます。
可愛らしく人間と接点の多い動物ではありますが、害獣としても問題を齎す存在ですので、棲み付かれてしまった場合には、ハクビシンの救急隊へお問い合わせ下さい。