ゴミ収集所のゴミが散乱!ハクビシンが影響しているかも?

 
マンションのゴミ集荷場所などゴミが集まる場所で、ゴミが散乱して迷惑している場合、野生動物が関与している恐れがあります。今回は、ゴミ収集所のゴミが散乱!ハクビシンが影響しているかも?についてお伝えします。
 

ゴミ集荷が荒される訳

 
燃えるゴミの日に、ゴミ袋が破かれ辺り一面にゴミが散乱している事があります。
一般的に人がゴミ袋を破いて中身を出すようなことはしませんが、カラスやネズミなどの動物が荒す姿を目撃したことがあるという方は多いと思います。
 
しかし、このゴミ袋を荒す動物は、カラスやネズミだけではありません。
近年、個体数を増やし生息域を広げているハクビシンやアライグマなども、ゴミを荒す習性があります。
 
ゴミ袋の中には、人間の食べ残しであったり、野菜や果物、肉に魚などのゴミが捨てられていて、動物をハントするよりも簡単に餌を得られるためゴミを荒しています。
 
マンションなどでのゴミ散乱被害なども近年では増えており、近場にハクビシンなどの野生動物が棲み付いている恐れがあるのです。
 

ハクビシンの駆除の重要性

 

 
ハクビシンなどがゴミを目当てに棲み付いてしまっているような状況があれば、ごみが散乱し、悪臭が残ったりしますし、他の動物や昆虫も集まってくるため、不衛生となりやすいので、対策を講じる必要性があります。
 
まず、ゴミを荒されないために、個人宅であれば蓋つきゴミ箱にゴミ袋を収納して集荷してもらう様にしましょう。マンションの場合であれば、ハクビシンなどが侵入できないような場所にゴミ収集所を作ったり、鉄網やネットで囲った集荷所を設置すると良いでしょう。
 
根本的な解決をするのであれば、箱わななどの罠を設置して、捕獲するしかありませんが、ハクビシンは鳥獣保護管理法によって守られている動物ですので、捕獲するにも狩猟免許が必要となりますし、作業申請を自治体や役所へ提出する必要性があります。
 
また、捕獲するための罠を仕掛ける場所なども、技術や知識も必要となってきますので、プロの駆除業者へ依頼して対処した方が賢明です。被害でお困りの方は、ハクビシンの救急隊へご相談下さい。
 

まとめ

 
人間が出すゴミの中には、ハクビシンなどの野生動物の餌となるような物が沢山入っています。そのため、夜明け前などにゴミを捨てていると荒されて、ゴミが散乱することがあります。ゴミが散乱すれば悪臭だけでなく、他の動物やゴキブリなどの虫などを呼び寄せてしまうことになり、不衛生となります。ですので、ゴミの捨て方を変えていき、ハクビシンなどの野生動物が寄り付かないようにしていくことが大切です。