スズメバチの巣駆除!冬に出来る対策と大事な作業について

 
スズメバチが活発に活動する夏場から秋に掛けて、その行動は少なくなり、冬になるとスズメバチの姿は見なくなります。冬場になるとスズメバチはどこに行くのでしょう?今回は、スズメバチの巣駆除!冬に出来る対策と大事な作業についてお伝えします。
 

スズメバチの生態

 
スズメバチは、人間にとっても非常に怖い存在であることに違いありません。
その毒は非常に強く、刺されると死に至る可能性のある、厄介な昆虫なのです。
そのため、家屋に棲みつかれることになれば、危険を感じる方も多いことでしょう。
 
ただし、スズメバチの生態を知ることで、どのように対処するべきかも把握することが可能となります。
スズメバチは、4月頃になると女王バチが新たに巣作りする場所を探すために活動を始めます。そして、巣作りを始め産卵・繁殖を始めていきます。5月頃には、働き蜂の数も増え、夏場の7~10月には、最も活発に活動するため、スズメバチに刺される件数が増えるのがこの時期です。そして、11月頃より、寿命を全うした働き蜂が死んでいき、女王バチが冬眠の支度を始めます。冬場は冬眠しているため、蜂の巣からはその姿は物家の殻となります。
 
スズメバチの一年のサイクルはこのようになっているため、個人で巣の駆除をする際に、適している期間もあるのです。
 

冬に出来る対策と大事な作業について

 

 
スズメバチが巣作りした場合に、夏場などに駆除作業をご自身で行うとなれば、非常に危険ですので、プロの苦情業者へ依頼することをおすすめします。
 
一方で、冬場になると女王バチも冬眠のために巣から離れていくため、物家の殻となった巣を駆除出来る可能性があります。また、一度巣を作られてしまった場合に、その巣を翌年に再利用する蜂がやってくる恐れもあるので、冬場の内に巣は駆除しましょう。
 
また、二度と棲みつかれない様にするためにも、忌避剤などを設置して蜂が寄り付かないような環境を作り出すのも大切なのです。ただし、冬場に巣を駆除するとしても、家屋が安定して暖かい環境にあると、働き蜂なども冬眠し冬場にも生きている可能性もありますので、しっかりと確認し、巣に蜂が残っていないことを確認してから作業を行ってください。
 
しかし、夏場に刺されてしまう恐れがあるような場所に巣作りされてしまったら、冬場まで放置するのは非常に危険ですので、プロの駆除専門業者へ依頼して巣を駆除してもらいましょう。
 

まとめ

 
スズメバチによる被害は毎年起こり、最悪の場合アナフィラキシーショックによって命を落とす方もいます。仮に、家屋に巣作りされてしまった場合には、早期駆除が必要となります。しかし、ご自身で作業する場合は、冬場の巣に蜂がいなくなってから作業を行うと良いでしょう。夏場であれば、凶暴性が強いのでプロに依頼して対処することをおすすめします。