ネズミが家屋に棲み付くことでネズミを媒介している病原菌による健康的な被害を受けることもありますが、経済的な被害も甚大になる可能性があります。今回は、ネズミが停電の原因?ケーブルを齧られることでさらなる被害について紹介していきます。
ネズミによる停電被害
可愛い見た目とは裏腹に、ネズミは人間の生活を脅かす存在。
病原菌による衛生面での被害、走り回る音や鳴き声による騒音被害など、健康面だけではなく精神的にもネズミの存在は負担となりますが、経済的な負担も大きくなります。
糞尿により家屋が腐敗したり、臭いが染みついてしまうことで資産価値が下がってしまったり、食料を漁られれば破棄しなくてはなりません。また、家具や柱を齧られることで修繕費用や買い替え費用も掛かってくるでしょう。
さらに懸念すべきは電気が通っているケーブルを齧られてしまうことでの停電。
ネズミは一生伸び続ける門歯を持っており傷らなくては命の危険があります。
そのため、硬いものを齧る習性を持っているのですが、電気ケーブルに関しても、たまたま近くにあっただけという理由で齧ってしまうのです。
通電しているコードを噛まれることで、飲食店であれば、電動のシャッターが開かなくなったり、冷蔵庫の電気が落ちれば中に入っている食材がダメになってしまうこともあります。また、インターネットの通信ケーブルやパソコンの配線を齧られてしまうことで、情報管理が行えない。決算が使えない。といった状況に陥り、現代のネット社会ではダメージは大きくなってしまうでしょう。
停電からの火災が危険!
停電が起きることで、家庭内でも、企業内でも大きな被害を受けることに変わりありませんが、さらに厄介となるのが火災。
電気ケーブルを齧られることで通電しなくなり停電が起きますが、齧られることで銅線がむき出しになり、感電の危険性だけではなく、漏電やショートしてしまう環境が出来上がってしまいます。
天井裏や配電盤の中はもちろん、家具の後ろなどに配線を通している場合には、掃除が行き届いておらず、ホコリが溜まっていることも少なくありません。ホコリ溜まりによるショートはショートの代表例でもあり、火災リスクが跳ね上がるため非常に危険なのです。
まとめ
ケーブルを齧られることで、買い替えだけではなく、非常に甚大な被害につながるリスクが高まります。
ネズミは放置すればするほど被害は拡大していくだけですので、1匹でもネズミを見かけた時には、放置せずに早急に駆除に向けた行動に移りましょう。
自分で駆除に取り掛かることもできますが、死骸処理ができない。巣が高所で消毒清掃に当たれない。といった問題がある方は、ぜひ「ネズミの救急隊」にご相談ください。