近くに飲食店のある家屋は、ネズミの住処にされる可能性が高いとされています。これは、飲食店には他のネズミがテリトリーとしており、同じ場所には巣作り出来ないけれど、ゴミ箱など餌を得られやすいため多くのネズミが生息しています。今回は、ネズミに注意しよう！飲食店の近くはネズミが大量発生しやすい？についてお伝えします。
 

飲食街にはネズミのグループが沢山ある？

 

 
ネズミは、縄張りを持つ動物ですので、ある程度の距離を保って縄張りを設定しています。
仮に、このテリトリーに他のネズミが入れば縄張り争いが起こることもありますが、縄張りを示すマーキング行動も行っているため、食料が豊富な環境だと、無駄に争うことはありません。
 
従って、繁華街の飲食店付近では多くのネズミを見かけるケースがあったり、公園や下水に近場の家屋など住処と食事場所が異なるといったケースも珍しくはないのです。
 
そのため、飲食店近くに暮らしている方などは、建物にネズミが棲み付く可能性が高いので、棲み付かれない様に対策を講じなければなりませんし、飲食店にとっても棲み付かれてしまえば、食中毒などの風評被害や営業停止に追い込まれる様な状況は好ましくないため、ネズミ駆除対策をしなければなりません。
 

大量発生したネズミの駆除について

 
飲食店の近くに住んでいる方や、飲食店の入るビルに住んでいる方などが、ネズミの被害を受けている場合は、自身の家屋や部屋だけで駆除対策するだけでは、ネズミは一生駆除は出来ない可能性があります。
 
また、餌場のある環境を捨てて、どこかに移動することはなく、町の清潔感や病気が蔓延する可能性もあるため、町全体や建物一棟など、広いエリアで駆除を考えなければなりません。
 
それほど、餌にありつける環境を捨てる動物は少ないため、ゴミの出し方であったり、簡単に餌とのなる食品が取られないような施策を行わなければならないのです。
 
まずは、自身の家や建物に部屋といった小さな環境の駆除であれば、屋内外への出入口を完全に封鎖し、ネズミの出入りを無くすことが重要です。外から入られなければ、巣作りも繁殖もされません。また、中に残っているネズミも餌を取ることが出来なければ、餓死し、完全駆除は可能となります。出入りが自由に出来ない様にすることが、ネズミ駆除では基本ですので、ネズミが棲んでいると分かった場合には、侵入経路をまずは塞ぐことをおすすめします。
 

まとめ

 
ネズミは餌が豊富な所に、大小さまざまなグループを築き生息している傾向にあります。そのため、一つのグループを潰せたとしても、他のグループが残っていれば、繁殖は続きますし、被害が収まることもないでしょう。ですので、しっかりと飲食店街一体であったり、建物全体でネズミを完全駆除するような働き掛けが必要となります。
足並みを揃えるのも大切となりますので、生態や駆除技術の備わったプロの専門業者へ相談することをおすすめします。