ネズミの菌が部屋中に拡散!侵入経路となるエアコンに注意

 
ネズミが侵入してくるのは屋根裏や床下、外壁といった箇所を想像している人も多いでしょう。ですが思いもよらぬ場所が侵入口となっているケースもあるのです。今回は、ネズミの菌が部屋中に拡散!侵入経路となるエアコンに注意について紹介していきます。
 

エアコンはネズミの侵入口になる?

 
家に侵入するドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミそれぞれ体長は異なりますが、500円玉ほどの隙間があれば簡単に通ることができ室内に入りこまれてしまいます。
また、一見通ることができないと思われる穴でも、強靭な歯で穴をあけ通路を確保することもあるのです。
 
そして、エアコンにも侵入経路となり得る小さな穴があります。
それが、エアコンの室内機と室外機をつなげるためのパイプです。
また、エアコンの外へと配管を通すための穴に例えわずかであっても隙間があれば侵入される可能性があるため、塞いでおくことも忘れてはいけません。
 
特に運動神経が抜群で高所を得意とするクマネズミと、体長が6~10センチほどと最も小さいハツカネズミは、いともたやすく侵入してくるため注意が必要です。
 

エアコンの調子が悪い。ネズミが原因?

 

 
エアコンの配管が侵入経路となっている場合には、エアコンの調子が悪いかも?と思うことが多くなります。また、基盤の配線を齧られてしまうと、リモコンで操作しても反応せず、故障の原因になってしまうこともあります。
 
稼働していないのに、エアコン内から物音がしているだけではなく、室内機の内部や周りに糞のような黒い粉が落ちていたり、尿による染みができている場合には、エアコンが侵入口となっている可能性があります。
 
また、故障だけではなく、恐れなくてはいけないのが、病原菌が部屋中に蔓延してしまう危険性。
ネズミの糞尿には病原菌がついており、ネズミの体には多くの感染症の媒介者となるノミやダニが寄生しています。
エアコンのスイッチを入れてしまうと病気の要因となるものが部屋中に散布されることになってしまうのです。
そのため、エアコンの周りでラットサインを見つけた場合にはエアコンを使用せずに、駆除業者に相談し、調査依頼をかけるようにしましょう。
 

まとめ

 
ネズミは体が小さいため、わずかな隙間でも侵入口とし、家屋内に棲み付いてしまいます。
そして、エアコンの配管から侵入されてしまう可能性もゼロではありません。
病原菌が撒かれてしまえば、ネズミに触れていなくても病気になる危険性がありますので、エアコン周辺だけではなく、家屋内でネズミの痕跡を見つけた時には早急に駆除に取り掛かりましょう。