年間5千万円近くの農作物への被害を出すネズミ。イノシシなどの害獣よりは被害総額は低いのですが、あの小さな動物がこれだけの被害を及ぼしていると考えると、恐ろしいとしか言えません。今回は、ネズミを捕まえろ！畑などの広大な敷地での害獣駆除は大変についてお伝えします。
 

広大な敷地での駆除は大変な理由について

 

 
日本で最も農作物への被害を出しているのがイノシシの39億円です。
田畑を荒らす厄介な害獣なのですが、ネズミもあの小さな体で農作物への被害を5千万円以上出していると考えると、非常に厄介な害獣です。
 
また、イノシシが都心の建物などへ被害を出すことはありませんが、ネズミは都心であろうと田舎町であろうと関係なしに、生息するため被害という面では、かなり厄介な害獣であることが分かります。
 
では、農作物への被害を最小限に抑えるためには、どのような対策が必要かと考えると、ネズミは、大きな網などであれば簡単に潜り抜けてしまいますし、ネズミの歯でネットなどであれば穴をあけ、農作物を食べ荒らします。
 
このように、小さな動物に棲み付かれてしまうと、被害は小さい様に見えて捕獲・駆除が難航する動物でもあるため、簡単には駆除が行えないのです。また、棲みかの特定などにも時間を要しますし、一つのグループだけが生息している訳でもないため、駆除しようとなると非常に難航するのもネズミの特徴なのです。
 

畑などの駆除は自分では難しい

 
広大な自然に生息する害獣を駆除しようとなれば、罠を仕掛ける必要性がありますが、殺鼠剤などの毒性の高いモノを簡単にはばら撒く事もできません。
これは、他の農作物に影響を成さない動物が食べてしまう恐れや、散歩中のペットなども誤って口に入れてしまう事も起こりうるため、駆除が難航する理由でもあるのです。
 
そのため、自分一人でなんとか解決させようとしても、巣の特定であったり、侵入経路を塞ぐ手立てを考えると、かなり労力と時間とお金を要することにもなります。
 
従って、ネズミへの被害を被るようになった段階などで、プロの専門業者へ相談することをおすすめします。害獣駆除への知識や経験のあるスタッフを頼りにすることで、ネズミに侵入されなくなる手段であったり、棲み付かれてしまった納屋や貯蔵庫などでの完全駆除も目指せます。駆除作業が遅くなれば、それだけ繁殖させる機会を多くしてしまうため、被害が大きくなることが予測できますので、早急に対処することをおすすめします。
 

まとめ

 
ネズミの様な小さな害獣を駆除しようとしても、畑など周りの広大な敷地から棲みかを限定するとなると非常に労力が必要となります。また、駆除作業となれば、知識や経験がなければ、取り逃してしまうケースも考えられます。農作物への被害を最小限に抑えるためにも、プロの専門業者へご相談くださいませ。