茨城や栃木に群馬といった北関東は自然も豊富ということもあり、ハクビシンなどの害獣による被害が増えています。また、人口が集中する都市部でもその被害は拡大傾向にあります。今回は、ハクビシンからの侵入を防ぐ一番の方法は家屋の隙間や穴を塞ぐについてお伝えします。
ハクビシンの生息エリア
ハクビシンといった野生動物がどこに生息しているのかと質問すれば、大抵の方が自然の多い野山や山林と答えることでしょう。しかし、近年では、そういった自然の多い環境だけでなく、人口が集中する都市部にもその生息域は広がり、被害が増えている状況です。
そのため、被害も農作物被害だけではないのです。
家屋に棲み付き、健康被害や家屋の老朽化などの問題を引き起こすこともあるため、生息エリアが広がったことで齎される、被害も大きくなったのです。
従って、ハクビシンがいつ家屋に棲み付くか分からないため、しっかりと忌避作業を行う必要性があります。ただし、忌避剤や防獣ライトといった、忌避アイテムは一時的な効果はありますが、ハクビシンが慣れてしまうと、効果がなくなってしまい、棲み付かれる恐れがあるので、使用するアイテムや忌避対策方法もしっかりと考えなければなりません。
侵入を防ぐ一番の方法は家屋の隙間や穴を塞ぐ
ハクビシンが周辺に生息しているなどの情報を知った場合に、いつ家屋に棲み付かれるかは分かりません。侵入しやすく安全な環境と分かれば、棲み付かれる可能性は高いことでしょう。
ですので、そういった条件を無くすためには、家屋に棲み付けない様にするしかありません。屋内への侵入経路となる家屋の隙間や穴を塞ぐ必要性があるのです。
屋内へと繋がる通気口であったり、ケーブルなどを屋内に引くための穴、老朽化によって脆くなった壁など、そういった箇所をパンチングメタルで塞いだり、修繕作業を依頼して、ハクビシンがすり抜けることが出来ないように物理的に行うことが大切です。
こういった、忌避作業を行うことで、ハクビシンによる棲み付き被害は軽減するので、ご自身で行える場合は、対処していきましょう。しかし、自分では作業が難しい場合には、プロの力を借りて、忌避対策を講じることをおすすめします。
また、現在棲み付かれてしまった場合は、現状を放置するのではなく、早期駆除を目指さなければなりませんので、駆除業者の力を借りて、早期対処することをおすすめします。
そして、駆除後には、侵入経路を塞いでもらうための作業も依頼すると良いでしょう。
まとめ
ハクビシンが近年、生息域を広げていることもあり、家屋に棲み付く被害も拡大しています。そこで、忌避作業も非常に重要な役割を担っている状況です。ただし、忌避剤などの一時的な効果しか得られない物では、いずれ棲み付かれてしまう恐れがありますので、侵入経路を塞いで、しっかりと侵入させないための対策を講じることをおすすめします。