公園や植物園などを散歩している時や仕事や飲み会の帰り道に、ハクビシンを見かけたという方も近年増えていることもありますが、興味本位で近づくのは非常に危険です。今回は、ハクビシンがウーウーといった鳴き声をした場合は注意しよう!についてお伝えします。
鳴き声を聞き分けよう!
東京や神奈川都心部でも目撃情報が増えているハクビシンですが、家屋にも棲み付く厄介な害獣です。もし、家屋に棲み付くような事が起こると、媒介する病原菌が感染してしまう危険があります。また、獣臭や糞尿によって家屋の資産価値が落ちるなど、さまざまなトラブルを引き起こすため、早期発見が必要です。
また、ハクビシンは臆病で温厚な性格でもありますが、自身のテリトリーに人間や動物が入ってくれば、威嚇して攻撃的にもなりますので、むやみやたらに刺激しない方が良いです。
威嚇している時は、ウーウーといった低い鳴き声を発しますので、無暗に近づいたり手を出して触ろうとしてはいけません。大怪我につながる恐れがありますし、噛まれれば狂犬病などを発症する恐れもありますので、気を付けましょう。
一般的な鳴き声としては、鳴き声はキューキューやキーキーといった、甲高い鳴き声なので、聞き分けることは可能だと思いますが、警戒態勢でない状態であっても野生動物であり、いつ攻撃的になるか分かりませんので、注意が必要です。
屋根裏などをテリトリーにされてしまった場合の対処法
野生の動物に屋根裏や床下に忍び込んで巣作りされてしまった場合に、鳴き声や臭いなどで気が付いたとしましょう。そして駆除を考えるでしょうが、むやみやたらに巣を探そうとしたりしてはいけません。仮に、屋根裏を覗いた際に、ハクビシンなどが近くにいれば、テリトリーを犯す存在として、威嚇され飛びかかられる恐れがあります。調査するにしても慎重に行う必要性があるのです。
また、忌避剤や燻煙剤を使用して駆除するとしても、自治体や役所へ申請手続きが必要となります。そして、箱罠など特殊なアイテムで捕獲する場合には、狩猟免許の取得が求められますので、ネットで簡単に購入できるのですが、取り扱いについてしっかりと確認しましょう。
もちろん、これらのルールを守って作業に当たるのであれば、ご自分で対処しても問題はないのですが、時間も労力もかかりますので、一般的にはプロの駆除専門業者へ依頼することが大半です。害獣駆除でお困りの方は、ハクビシンの救急隊へご相談下さい。
まとめ
ハクビシンなどの野生動物は、自身のテリトリーを持ち、活動しています。
そのため、むやみやたらに近づけば威嚇され、噛み付かれたりする恐れがありますので、無理にご自身で対処しない様にしましょう。
ですので、家屋の中に、野生動物が棲み付いた場合には、プロの専門業者へ相談し、対処してもらう事をおすすめします。