ハクビシンが家屋に棲み付けば、さまざまなトラブルを引き起こすことになるため、棲み付かせない・寄り付けないことが重要でもあります。今回は、ハクビシンが嫌いな音や苦手な臭いで忌避することが得策な理由についてお伝えします。
 

ハクビシンが棲み付くことのデメリット

 
茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県といった関東エリアでもハクビシンによる被害が増え、家屋に棲み付く被害も拡大傾向にあります。
 
では、なぜ家屋にハクビシンが棲み付くことがデメリットとなるのかというと、ハクビシンが媒介するウイルスに感染すると体調を崩すような事や、皮膚病に喘息などの症状が現れるケースから死に至る非常に重篤な症状が引き起こされる病原菌を持っているため、非常に危険な存在となります。
 
また、ハクビシンの糞尿の臭いや獣臭が家屋に染みついてしまうと、生活するのがしんどく、精神的負荷がかかりストレスを抱えることになります。そして臭いが家屋に染みついてしまうと、資産価値が落ちるため、マイホームを売却することが出来なかったり、リフォームを余儀なくされることになるので、ハクビシンなどの野生動物が棲み付くことはデメリットでしかないのです。
 

嫌いな音や苦手な臭いで忌避することが得策な理由

 

 
ハクビシンに棲み付かれてしまえば、さまざまなトラブルを引き起こすことにもなるので、棲み付かせない・寄り付かせないことが重要なのです。
 
ハクビシンを忌避する手段としては、ハクビシンが苦手とする音や臭いで対処するというのが一般の方でも行える対処法となります。
 
ハクビシンは、警戒心の強い動物ですので、爆竹などの大きな音のする場所には寄り付かない傾向にありますので、爆竹や激しいブザー音などを痕跡がある場合は使用して不快感を与えるのも大切です。
 
また、一般の方の中でも簡単に使用できるのが、ハクビシンが苦手とする臭いを発生する、忌避剤になります。忌避剤の成分は、カプサイシンやニンニクに木酢液、ハッカにハーブなどの自然由来の成分を配合したものであったり、ハクビシンの天敵とされるオオカミなどの尿の臭いを分泌する忌避剤を使用したりして、寄り付かないようにすることも出来ます。

しかし、これらの製品も耐性能力の高いハクビシンには、いずれ効果が薄まり効かなくなってしまう事もあるので、ローテーションで使い分けて慣れさせない様にするのも大切です。
 
仮に、それらの作業を行っても棲み付かれてしまうケースもありますが、家屋に棲み付かれてしまったことに気が付いた場合には、プロの駆除専門業者へ調査依頼し対処していくことをおすすめします。
 

まとめ

 
ハクビシンは、関東エリアでも被害を拡大する害獣です。
棲み付かれてしまうと、さまざまなトラブルを引き起こす原因になりますので、棲み付かせない様に対策を講じる事も重要です。忌避剤や爆竹などを使用するなど、一般の方でも出来る対処法はありますので、気になる方は使用してみましょう。

そういった施策を講じていない方、対策を講じても棲み付かれてしまったといった場合には、放置せずにプロの駆除専門業者へ依頼して駆除・捕獲しましょう。