ハクビシンが近年全国的に生息する害獣として問題視されています。家屋に棲み付く事もあるため、忌避作業も非常に重要となってきます。今回は、ハクビシンには忌避剤は効かない?効果が切れるケースについてお伝えします。
市販の忌避剤の効果
ハクビシンを近隣で見かけたりすると、いつか家屋に棲み付かれるのでは?といった不安を感じる方もいることでしょう。
そうなると、忌避作業でハクビシンを寄り付かせない様にするといった対策を講じる方は多いと思います。そして、市販されている忌避剤であったり、ハクビシンが苦手とする、木酢液やニンニクなど、簡単に手に入る商品を利用して作業を行うことが可能です。
しかし、これらの忌避剤を利用したとしても、必ずしもハクビシンが家屋に侵入しないという保証はないのです。忌避剤には効果の持続性にも限度があり、商品によっても異なりますが約2~3ヶ月程度ですので、継続して再散布するなどして効果を持続させなければなりません。
忌避剤に頼り過ぎない事!
忌避剤を散布したからといって、ハクビシンが絶対に棲み付かないという保証はありません。これは、雨や風など自然の力によっても、忌避剤の効果が半減するため、持続する効果の期間が早く切れてしまうケースもあるのです。ですので、忌避剤を散布したからといって、安心してはいけません。
仮に、忌避作業を行っていてハクビシンに棲み付かれてしまった場合には、発見が遅れる可能性は高いです。これは、忌避作業を行っている安心感により、ハクビシンなどの害獣が入り込むことはないという満身が原因となっています。
ですので、忌避作業だけでは完全にハクビシンからの猛威からは逃れられません。
完全に害獣による進行を食い止めたいと考えるのであれば、侵入経路を塞ぐことや、家屋の破損個所の修繕などを行い、入り込めない様にするということが重要なのです。
もし、これらの作業を怠ってしまってハクビシンが棲み付いた場合には、早急に対処しなければなりませんので、プロの駆除専門業者へ相談し、駆除依頼することをおすすめします。
まとめ
ハクビシンは、都心部にも生息する害獣です。家屋に棲み付かれてしまうと健康被害や家屋の老朽化など、さまざまな問題を引き起こすことにもなるため、忌避作業が非常に重要でもあります。しかし、忌避剤も万能ではなく、効き目の効果も一定の期間が経つと薄れてしまうので、安心してはいけません。根気強く忌避作業を行いましょう。
仮に、棲み付かれた場合には、ご自分で無理に作業をするのではなく、プロの駆除専門業者へ相談し早期対処してもらう事が重要ですので、お困りの方は、ハクビシンの救急隊へご相談下さい。