ハクビシンに引っ掻かれたり、かじられた痕跡は注意のサイン!

 
ハクビシンが家屋に棲み付く被害が増えていることもあり、忌避作業などを行わなければ、いつ自分の住む家屋に同じような被害が起こるか分かりません。今回は、ハクビシンに引っ掻かれたり、かじられた痕跡は注意のサイン!についてお伝えします
 

ハクビシンが棲み付くサイン

 
ハクビシンは、夜行性で雑食性の動物であり、近年、生息域を広げ、都心部にも棲み付くことのある野生動物となります。そして、公園や神社などの自然があり姿を隠せる場所に生息する傾向にあるのですが、家屋の屋根裏などにも棲み付く厄介な害獣としても、問題視されています。
 
そのため、忌避作業などを行わなければ、いつ棲み付かれてしまうのか分かりません。
多くの方は、自分の周りにはハクビシンは住んでいないだろうと高をくくってしまっているでしょうが、実際には東京の新宿や池袋などの繁華街でも生息が確認されており、非常に近い距離に存在しているのです。
 
また、そのハクビシンが棲み付く可能性のあるサインを発信していることがあります。
それは、家屋の壁や柱などを、爪で引っ掻いていたり、かじったりするなどの痕跡を残しているケースがあります。もちろん、糞や尿もおなじです。
このような痕跡が見つかった場合には、近くにハクビシンがいることを表していますので、早急に対処しておかなければ、棲み付かれる可能性が高いのです。
 

痕跡に気が付いたら、どうするべき?

 

 
ハクビシンの爪痕の特徴としては、細い線が複数ついており、そう深くまでえぐれる様な傷ではないので、見逃す恐れがありますが、木登りが得意な動物ですので、高い位置などにも、複数の引っ搔き線がある場合には、おそらくハクビシンなどの野生動物が登った痕になります。そのような痕跡を見つけた場合に、棲み付かれない様にするための忌避作業が重要です。
 
忌避作業の中でも簡単なものは、忌避剤を撒くなどして、ハクビシンを近寄らせないという方法になります。忌避剤は、ネットショップやドラッグストアにホームセンターなどで、購入ができますので、すぐにでも行える忌避作業となります。
 
次に出来る作業は、侵入経路となり得る場所を塞ぐ作業となります。通気口などはパンチメタルで塞ぎ、家屋の破損個所などは修繕依頼を行って直すことで侵入されない家屋となっていきます。
 
このように、痕跡に気が付いた際や、事前に忌避作業を行っていることで、未然に侵入を防ぐことができるため、忌避作業は大切なのです。
 

まとめ

 
近年、都市部でもハクビシンによる被害は拡大している状況です。
家屋に棲み付かれてしまえば、健康被害や家屋の老朽化などの問題を引き起こす存在なので、気を付けなければなりません。また、引っ掻き傷や噛み付いた痕などが、家屋周辺で見かけることがあれば、それはハクビシンが周辺に住んでいることが分かります。
棲み付かれてしまう前に、しっかりと忌避対策を講じて、被害に遭わないようにすることが大切ですので、忌避剤を利用したり、家屋の修繕作業を行う事が大切です。
 
仮に、ハクビシンに棲み付かれてしまった場合には、早期駆除が必要となりますので、ハクビシンの救急隊へご相談下さい。