家屋に棲み付くハクビシンなどの野生動物の多くは、ワクチン接種をしている訳でもないため、多くの病原菌を持っています。そのため、安易に近づいて触ろうとしたりするのは非常に危険です。今回は、ハクビシンの持つ病原菌は危険?噛み付かれたり引っ掻かれるリスクについてお伝えします。
ハクビシンの持つ病原菌は危険?
近年、東京や千葉、神奈川に茨城などの関東圏でもその被害を拡大しているハクビシン。
この野生動物に棲み付かれてしまうと、家屋の損傷により家屋の資産価値を損なわせるといった問題だけでなく、健康被害に及ぶトラブルを持ち込むため、棲み付かせたくはありません。
また、ハクビシンなどの野生動物の多くは、病原菌を沢山媒介していることもあり、噛み付かれたり引っ掻かれたりするだけでも、人間に与えるダメージは非常に厄介なのです。
ハクビシンの持つ病原菌は、狂犬病や破傷風にレプトスピラ症といった重篤な症状や命に関わることもあるため、被害に合わない様に気を付けなければなりません。
これは、餌付けされ人馴れしてたハクビシンであっても、いつ攻撃的になるか分かりません。野生の動物であることを忘れてはいけないのです。
そして、野生動物はワクチン接種などが行われていないため、いつ被害に合われても危険な状況になります。
ハクビシンの駆除について
ハクビシンが家屋に棲み付けば、捕獲・駆除しなければならないのですが、その作業は容易いものではありません。棲み処を覗いた時や忌避剤などを設置する際に、嚙み付かれたり引っ搔かれたりする恐れも当然あります。
そのため、駆除をご自身で無理して行うのではなく、プロの駆除業者へ依頼した方が安全。また、ハクビシンは鳥獣保護管理法によって守られている動物でもあることから、手続きや資格を持っていなければ、捕獲・駆除が行えませんので、個人で作業するのも大変なのです。
依頼するメリットとしては、捕獲駆除後の清掃や消毒といった作業や、侵入経路を依頼できるといった面倒な作業も頼むことが出来ますので、ご自身で無理するのではなく、プロを頼ることをオススメします。
まとめ
ハクビシンは穏やかで臆病な性格を持ちますが、野生動物ですので簡単に懐くわけではありません。また、自身のテリトリーを犯す敵対する動物・人間が近づけば攻撃的に襲ってくる恐れもあるのです。そして、嚙み付かれたり引っ搔かれたりすれば、感染症などの病原菌により、体調を崩す恐れも考えられます。もし、そういった状況に陥った場合には、病院で処置してもらうことが大切です。そして、棲み付かれたハクビシンの駆除はプロの駆除業者へ依頼して対処してもらうことが重要です。