ハクビシン対策にも使用される防獣ネットにも種類がある!

 
農作物を食べる野生動物は多く、その被害は甚大で農家の方を悩ませる非常に厄介な存在です。そのため、試行錯誤して防獣ネットなどで侵入を防ぐというケースも多いです。今回は、ハクビシン対策にも使用される防獣ネットにも種類がある!についてお伝えします。
 

防獣ネットにも種類がある!

 
コストパフォーマンスが良く扱いやすい忌避対策アイテムとして、多くの農家などでも利用されている防獣ネットですが、その製品にも種類があります。
 
防獣ネットは大きく分けて3種類となります。
 
・ポリエチレンネット
・ステンレス線入りポリエチレンネット
・金属ネット
 
一つずつ紹介していきます。
 
ポリエチレンネットは、ポリエチレンという素材を用いて作られたネットになります。
ポリエチレンは一般的なプラスチックであり、耐久性と柔軟性があり、軽量なので、設置作業が容易になります。
 
続いて、ステンレス線入りポリエチレンネットは、ポリエチレン素材にステンレス線が織り込まれたネットです。このタイプのネットは、通常のポリエチレンネットよりも耐久性が高く、強度が増すため害獣対策に適したネットとされています。また、軽量ですので、施工面積の広い環境への設置にも適しています。
 
金属ネットは、金属線や金属合金で作られたネットになります。一般的には、鉄、ステンレス鋼、アルミニウムなどの素材が使用され、その堅牢さや耐久性から、小型の小動物などでは噛み切れませんが、しっかりとした作りのため、登られてしまうなどのデメリットもあります。また、素材として重量があるため、簡単には施工が行えません。
 
このように、ネットにも種類があり、被害のある害獣によって利用するべきアイテムを選ぶと良いでしょう。
 

防獣ネットのデメリット

 

 
防獣ネットは安価で使用しやすいアイテムで農家などでも多く利用されていますが、デメリットも存在します。
 
防獣ネットは、定期的なメンテナンスが必要です。屋外での使用の場合、天候や環境条件により劣化したり、害獣が食い破り破損が生じる可能性があります。メンテナンスを怠ると、害獣による被害が拡大しますので、定期的なメンテナンスが必要です。
 
また、規模の広さによって重労働にもなりますし、下部に隙間ができていたり、緩んでいる状態では、効果が半減するので丁寧に作業を行わなければなりません。
 

まとめ

 
農家などで害獣の被害が拡大すれば、生産率も落ちますし、病原菌などの問題も出てきますので、死活問題にも関わります。しっかりとした対策を講じて、ハクビシンなどの害獣の被害を軽減していきましょう。
 
また、害獣による被害にお困りの方は、ハクビシンの救急隊へご相談下さい。プロのスタッフが害獣駆除のサポートをいたします。