ハクビシン駆除はサーモグラフィーで巣を発見することが可能?

 
ハクビシンが近年、家屋に棲み付くことがあり、屋根裏などのどこに巣作りしているのかによっても、燻煙剤の設置位置などを考えなければならないケースもあるため、巣床を見つけるのは非常に大切なのです。今回は、ハクビシン駆除はサーモグラフィーで巣を発見することが可能?についてお伝えします。
 

サーモグラフィーで巣床を見つけられる?

 
ハクビシンが屋根裏に棲み付いた場合には、鳴き声や足音などで生息には気が付くことが出来るのですが、どこに巣作りしているのかまで把握することは難しいと思います。
 
家屋の作りによっては、侵入経路となる通気口などから離れた場所に巣を作られているケースもあり、燻煙剤などを設置しても全く効果がなく、追い出せないといった事も起こります。
 
そのため、巣床の把握などは作業するにあたって大事な事なのですが、奥まった場所であれば、屋根裏に登ったりして探すのも非常に危険な行為となるため、一般の方が知識や経験もなくやるのは非常に危険です。
 
そういった条件であっても、自身で作業する場合にサーモグラフィー(赤外線カメラ)を利用して調査するといった手段もあります。
 
サーモグラフィーカメラは、赤外線センサーを使用して物体から放射される赤外線エネルギーを検出・温度を計測して、画面に画像として表示することができるため、巣床の特定にも役立ちます。
 
また、棲み付いた動物を特定する場合にも役立ちます。ハクビシンなどの、鳥獣保護管理法によって守られている動物なのか、ネズミなのかによっても、手続きであったり作業方法が変わってくるため、動物を特定することも大切なので、サーモグラフィーを利用するのも良い判断だと言えます。
 

サーモグラフィーの価格や駆除について

 

 
サーモグラフィーの価格は最低でも3万円程度となり、個人のレンタルサービスを行っている企業もほぼないですし、利用機会が多くないアイテムですので、購入してまで駆除作業は頑張れない。という方も多いと思います。
 
ですので、失敗せずに駆除作業を遂行するのであれば、プロの駆除業者へ依頼して対処した方が良いです。プロであれば、サーモグラフィーを利用するケースもありますし、ハクビシンをどのようにすれば確実に駆除することができるといった知識や経験も持っていますので、早期駆除を目指しているのであれば、プロに相談することをおすすめします。
 

まとめ

 
サーモグラフィー(赤外線カメラ)の価格は3万円程度となるため、購入するには少し値段が高いと感じる方も多いと思います。ですが、ご自分で作業をする場合には、棲み付いた動物の種類の特定や巣床の位置を正しく把握することができます。
そうすることで、燻煙剤などの効果を最大限に活かした駆除作業が行えるメリットがありますので、ご自分で作業する際には、購入を検討してみても良いでしょう。